人穴
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人穴(ひとあな)は静岡県富士宮市にある富士山の噴火でできた溶岩洞穴である。またこの洞穴を含む静岡県富士宮市の大字も指す。
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[編集] 概要
主洞は高さ1.5m、幅3m、奥行き約90m。最奥からさらに細い穴が伸びており、神奈川県の江ノ島に通じるとの伝説もある。江戸時代には富士信仰の修行の場ともなっていた聖地で、富士講の開祖である角行は、永禄元年(1558年)に人穴にやってきて、修行をした。また富士講信者は、富士参詣(登山)をすませると聖地人穴に参詣にやって来て、宿泊したとされる。現在も洞内にはその時代に作られたとされる石仏が安置されている。「人穴」という名前の由来は、源頼朝が家臣をこの穴に潜らせたことから、人穴と呼ばれるようになったといわれる。
[編集] 人穴信仰
人穴は「浅間大菩薩の御在所」と考えられていた。例えば『吾妻鏡』には「是浅間大菩薩御在所」とあり、『富士人穴草子』には「富士のせんげんとはわが事なり」とある。これら民間に流布されていた信仰を信じ、角行が修行したと言われている[1]。
[編集] 資料にみる人穴
- 吾妻鏡
- 『吾妻鏡』での人穴の記述では、富士の巻狩りの際の仁田四郎の探索の様子で多くが割かれている。
- 仁田四郎が頼朝に探索を命じられ探索を行うが、人穴においてその従者4人が突然死し、やっとの思いででてきたという記述がある。
- これは後期の資料の記述にも影響を与えている。
- 御伽草子
- 御伽草子『富士人穴草子』では「人穴は地獄である」という表現で綴られた記述が続き、人穴が恐怖の対象として見られていたことが分かる。
[編集] アクセス
[編集] 周辺
- 富士ミルクランド
- ドライブインもちや
[編集] 脚注
- ^ 井野辺茂雄 『富士の信仰』 名著出版、1983年。