亭主の家出

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亭主の家出
ジャンル テレビドラマ
原作 吉村昭
脚本 福田陽一郎
八木柊一郎
演出 福田陽一郎
大黒章弘
出演者 小林桂樹
三ツ矢歌子
音楽 小川よしあき
オープニング 「ローテーション」(森田公一とトップギャラン
言語 日本語
製作
プロデューサー 本多勝也
河原公輔(KBC)
制作 九州朝日放送
テレパック
放送
音声形式モノラル放送
放送期間1978年10月2日 - 1979年3月26日
放送時間月曜21:00 - 21:54
放送枠テレビ朝日月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数全26回

特記事項:
九州朝日放送・北海道テレビ東日本放送テレビ朝日名古屋テレビ朝日放送広島ホームテレビ瀬戸内海放送の8社共同制作。
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亭主の家出』(ていしゅのいえで)は、1978年10月2日から1979年3月26日までテレビ朝日系列で放映されたテレビドラマ。主演は小林桂樹。全26回。制作はテレパック

概要・あらすじ[編集]

主人公の鯉沼彦九は47歳、一流ホテルの宴会課長。見合い結婚して20年になり、女子大生の長女と高校3年生の長男の2人の子供がいる。職場で仕事に追われるが、家に帰れば妻と子供に主権を奪われ、好き勝手なことをされて邪魔者扱い。彦九の笑顔の裏にはそんな哀しい悩みがあった。亭主は元気で留守がいいと思いがちな妻に反抗し、理想郷「亭主の館」を作って、同じような悩みを持つ真造や愛人から逃げ出したい旧友・浦山らと共にそこへの家出を試みる彦九。そんな中年男たちの哀歓をコメディタッチで描いた[1]

出演[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

サブタイトル[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出
第一回 1978年10月2日 (サブタイトル無し) 八木柊一郎 福田陽一郎
第二回 1978年10月9日 嗚呼!結婚
第三回 1978年10月16日 日はまた昇る 大黒章弘
第四回 1978年10月23日 男ごころ・女ごころ 福田陽一郎
第五回 1978年10月30日 味方か敵か 八木柊一郎
第六回 1978年11月6日 亭主の館 福田陽一郎
第七回 1978年11月13日 翔んでる男たち
第八回 1978年11月20日 自由を我らに! 八木柊一郎
第九回 1978年11月27日 帰って来た亭主
第十回 1978年12月4日 迷える仔羊
第十一回 1978年12月11日 男はシンボー
第十二回 1978年12月18日 オトコはつらいよ 福田陽一郎
第十三回 1978年12月25日 夢よ羽ばたけ
第十四回 1979年1月1日 新春家出譚 八木柊一郎
第十五回 1979年1月8日 家出の仕方教えます
第十六回 1979年1月15日 亭主の館へもう一度
第十七回 1979年1月22日 只今出張中? 福田陽一郎
第十八回 1979年1月29日 一歩前進、二歩後退
第十九回 1979年2月5日 恋の共通一次試験 八木柊一郎
第二十回 1979年2月12日 オレ亭主47歳
第二十一回 1979年2月19日 花が女か男が蝶か
第二十二回 1979年2月26日 鬼のカク乱 福田陽一郎 本多勝也、河原公輔
第二十三回 1979年3月5日 女房子供はいわしの頭 八木柊一郎 大黒章弘
第二十四回 1979年3月12日 結婚のあとさき 福田陽一郎
第二十五回 1979年3月19日 夫婦 八木柊一郎
最終回 1979年3月26日 ローテーション

脚注[編集]

  1. ^ 1978年10月2日 朝日新聞毎日新聞読売新聞京都新聞 各紙テレビ欄での本作の紹介記事より。

外部リンク[編集]

テレビ朝日系列 月曜21時枠
前番組 番組名 次番組
新幹線公安官
(第2シリーズ)
【ここまでテレビ朝日制作】
亭主の家出
【本作のみ九州朝日放送制作】
赤穂浪士
萬屋錦之介版)
【再びテレビ朝日制作】