ヴァシリッサ・オルガ (装甲艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Vasilissa Olga ship.jpg
艦歴
発注 トリエステ造船所
起工 1869年2月3日
進水 1870年1月18日
就役 1870年11月21日
退役 1925年
その後 解体処分
除籍 1925年
前級 Basileos Georgios
除籍 イドラ級
性能諸元
排水量 常備:2,030トン
満載:-トン
全長 76.0m
水線長:-m
全幅 11.89m
吃水 5.79m
機関 石炭専焼円缶-基
+レシプロ機関1基1軸推進
最大
出力
1,950hp
搭載
燃料
240トン(石炭)
最大
速力
10.0ノット
航続
距離
10 ノット/4,800海里(石炭:240トン)
乗員 258名
兵装 アームストロング 1849年型 22.9cm(13.9口径)単装砲2基
アームストロング 1863年型 68ポンド:20.6cm(-口径)単装砲10基
(1880年:
アームストロング 1863年型 17cm(25口径)単装砲4基
アームストロング 1868年型 17cm(20口径)単装砲2基
オチキス 3.7cm(23口径)5連装回転式機砲4基
装甲(鉄製) 舷側:152mm(水線面)
砲郭部:152mm(最厚部)
ボックス・シタデル120mm(最厚部)

ヴァシリッサ・オルガ(ironclad Vasilissa Olga)はギリシャ海軍オーストリア=ハンガリー帝国より購入した木造舷側砲郭装甲艦で同型艦はない。艦名は、ギリシャゲオルギオス1世の王妃オルガに因む。

概要[編集]

本艦はギリシャがオスマン帝国海軍の装甲艦への対抗のためにオーストリア=ハンガリー帝国のトリエステ造船所に約21万ポンドで発注した装甲艦である。

艦形と武装[編集]

本艦の武装と装甲配置を示した図

船体の基本形状は装甲艦と同じく艦首水面下に衝角をもつ平甲板型船体に3本のマストと中央部に帆走時には伸縮する1本煙突を持つ当時の一般的な装甲艦の形態である。水線面と砲郭部には厚さ152mm装甲を、機関区と弾薬庫を守るボックス・シタデルには120mmの装甲板を舷側に貼っており、舷側の砲郭部にイギリスのアームストロング社製「22.9cm(13.9口径)アームストロング砲」を単装砲架で2基を、他に68ポンド(20.6cm)カノン砲を単装砲架で10基を装備していた。1880年代に備砲を「アームストロング 1863年型 17cm(25口径)単装砲」4基と「アームストロング 1868年型 17cm(20口径)単装砲」2基へと更新し、近接戦闘用にオチキス社の3.7cm5連装回転式機砲(ガトリング砲)4基を甲板上に設置した。

関連項目[編集]

参考図書[編集]

  • 「All the world's fighting ships 1860-1905」(Conway)
  • 「All the world's fighting ships 1906-1921」(Conway)

外部リンク[編集]