ローランド・ベルガー
ローランド・ベルガー(Roland Berger)は、ドイツ・ミュンヘンを本拠とする、ヨーロッパで最大の経営戦略コンサルティング会社である。現会長であるローランド・ベルガーが1967年に設立し、世界31カ国に43のオフィスを展開し、2,500人以上のコンサルタントが働いている(2011年現在)。
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[編集] 概要
1967年にドイツで設立。現在も同名の創業者が会長を務めるグローバル戦略ファームでは唯一の存在である。 創業者のローランド・ベルガーは、ドイツを始めEU経済圏にて最も影響力を持つビジネスパーソンの一人。ビジネススクールINSEADのボードメンバーやソニー、フィアット、ドイツ銀行、ブラックストーン・グループ、FCバイエルン・ミュンヘン等、様々な業界のリーディングカンパニーのアドバイザリーボードを勤めていることでも知られる。
クライアントの業界として特に多いのは、消費財、自動車などの製造業、再生エネルギーなどのエコ事業。その他にも、IT、医薬、化学、金融、流通、運輸など幅広い業界で実績を保有。 提供するプロジェクトの内容として多いのは、全社戦略、企業再生、ブランド・マーケティング戦略、BRICs・新興国戦略、営業改革、など。
また、ヨーロッパを出自としている為、米国系コンサルティングファームとは異なるカルチャーを持つとも言われている。具体的には、短期的な企業価値向上・株主価値向上ではなく長期的な視点での成長を志向する事、経営学のセオリーに偏ったトップダウンアプローチを採るのではなく企業の文化・社員の意思を尊重する事、などが挙げられる。
[編集] リクルート
近年の急成長により常に人材を必要としており、世界中から優秀な学生(MBAや博士を含む)や多彩な職歴・異業種経験を持った人材を幅広く雇用している。但し、競合の戦略コンサルティング・ファームと同様に非常に人気が高く、その門戸は狭い。
特徴としては、社員やその働き方として米国系ファームのようなモノ・カルチャーではなく、ヨーロッパ的なマルチ・カルチャーを掲げている事が挙げられる。仕事の進め方や取り組む姿勢、キャリアパスや専門性の持ち方、コンサルタントとしての振舞い・身なりなどにおいて個人の自由を尊重し、多様な人材で構成される事を会社の強みとしている為、採用においても幅広い人材を受け入れている。
[編集] 競合
戦略系コンサルティング会社のマッキンゼー、ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニー、ベイン・アンド・カンパニーなどが主な競合としてあげられる。
[編集] 日本法人
1991年(平成3年)に開設され、現在では約100名のコンサルタントを擁するに至っている。
所在地は、東京都港区赤坂のアークヒルズ、アーク森ビル23階。代表者は森 健(2011年4月現在)である。
[編集] 主な出版物
- 『競争力の原点』:PHP研究所
- 『現場力復権』:東洋経済新報社
- 『プレミアム戦略』:東洋経済新報社
- 『見える化』:東洋経済新報社
- 『現場力を鍛える』:東洋経済新報社
- 『ねばちっこい経営』:東洋経済新報社
- 『ブランドのレシピ』:日本能率協会マネジメント
- 『事業戦略のレシピ』:日本能率協会マネジメント
- 『顧客力を高める』:東洋経済新報社
- 『経営の構想力』:東洋経済新報社
- 『自動車部品産業これから起こる7つの大潮流 』:日経BP社
- 『自動車部品産業 生き残りへの8つの課題 』:日経BP社
- 『リストラクチャリング』:東洋経済新報社
[編集] 主な出身者
- 遠藤功(早稲田大学大学院商学研究科(ビジネススクール)教授)
- 水留浩一(企業再生支援機構 常務取締役、日本航空株式会社 取締役副社長)
- 西浦裕二(アリックスパートナーズ マネージングディレクター)
- 足立光(シュワルツコフヘンケル取締役会長)
- 石黒泰時(デロイトトーマツコンサルティングパートナー 元ミニット・アジア・パシフィック社長)
- 岡村暁生(リカルド・ジャパン社長)
- 岸田雅裕(ブーズ・アンド・カンパニー ヴァイスプレジデント)
- 大原聡(シグマクシス パートナー)
- 矢部謙介(中京大学経営学部准教授)
- 嶋正和(ロジスティック代表取締役)
- 斎藤広達(シカゴコンサルティング代表取締役)