ロロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ロロの銅像
ルーアン大聖堂にあるロロの墓

ロロRollo, 860年頃 - 933年)は、フランスに侵入したノルマン人ヴァイキング)の一部族長で、初代ノルマンディー公(在位:911年 - 933年)。フランス語ではロロン(Rollon)といい、本来のノルマン語古ノルド語?)の名前はHrolfと推定されている。恵まれた体格が災いして、馬に乗ると馬を乗り潰してしまうので、いつも徒歩で移動し、「徒歩王」ロロ(Rollon le Marcheur)と渾名された。

一族を率いてフランス北岸に侵入したロロは885年セーヌ川をさかのぼってパリを攻略した。ときの西フランク王シャルル3世は、例年にわたる侵入に頭を悩ませ、911年、ついにサン・クレール・シュル・エプト協定を結び、ロロにノルマンディー地方を与え、ノルマンディー公として叙した。名をロベール(Robert)と改めキリスト教に改宗したロロは、その後も近隣諸国の領土を切り取って勢力を伸ばし続けた。

子孫はギヨーム2世のときイングランドを征服してその国王(ウィリアム1世)となった。

[編集] 外部リンク

先代:
ノルマンディー公
911 - 933?
次代:
ギヨーム1世(長剣公)