ラバー・ダック (ホフマン)

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シドニーに現れたラバー・ダック(2013年)
「水都大阪2009」の時に八軒家浜に設置されたラバー・ダック

ラバー・ダック英語:Rubber Duck)は、オランダ芸術家フロレンティン・ホフマンが制作した、アヒルのおもちゃ(ラバー・ダック)を巨大化したオブジェパブリックアート)であり、これを世界各地で展示するプロジェクトの名でもある。

ラバーダックは2007年からオランダを始め、フランスドイツブラジルベルギー日本ニュージーランド香港中国アゼルバイジャンアメリカ合衆国オーストラリア台湾などで展示された。外側はポリ塩化ビニルのシートを組み合わせて風船状に作られており、水上に浮かべた台の上に接合され、台上に置かれた送風機で膨らませている[1]。2009年にはベルギーでの展示で42か所も刺されるという被害にあったこともある[2]。香港で展示したものは高さが16.5メートルと、今までで二番目に高いアヒルである。常に地元で制作しているため、もし何者かに襲われた場合でも、簡単に修復できるようになった[3]

日本では、2009年に大阪府市統合本部などが大阪市内の河川で開催したイベント「水都大阪2009」の際に、八軒家浜に高さ9.5メートルのラバー・ダックが設置され(Rubber Duck Project 2009)、この際の主催者である千島土地が2010年以降も大阪市内や尾道市でのイベントにラバー・ダックを提供している[4]

2013年5月2日から6月9日まで香港ビクトリア・ハーバーで展示された[5]。この際、中国各地でホフマンの作品を模した巨大アヒルが各都市に出現した[6]。また巨大ラバー・ダックと天安門事件が関連付けられたコラージュ写真がインターネット上に出回ったため、6月5日には新浪微博でこの「黄色いアヒル」の検索ができない状態になった[6][7]

ホフマンによると、ラバーダックは年齢人種に関係なく、子供のころの記憶や、思い出を思い起こさせ、幸せや喜びの象徴でもある[5]

脚注[編集]

外部リンク[編集]