ヨーロッパヤマカガシ

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ヨーロッパヤマカガシ
Natrix natrix (Marek Szczepanek).jpg
ヨーロッパヤマカガシ Natrix natrix
保全状況評価
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 LC.svg N. n. cetti
N. n. schweizeri CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 2.3 (1994))
Status iucn2.3 CR.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: ユウダ科 Natricidae
: ユウダ属 Natrix
: ヨーロッパヤマカガシ
N. natrix
学名
Natrix natrix
(Linnaeus, 1758)
和名
ヨーロッパヤマカガシ
英名
Grass snake

ヨーロッパヤマカガシ(欧羅巴山棟蛇、Natrix natrix)は、ユウダ科ユウダ属に分類されるヘビ。ユウダ属の模式種

分布[編集]

アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸西部

形態[編集]

最大全長200cm。体色は個体による変異が大きく、褐色、緑褐色、暗緑色、灰色、黒等の個体がいる。体側面には黒い横縞が入る。

後頭部には環状の明色の斑紋があり、環状の斑紋の後部に黒い斑紋が1対ずつ入る。

亜種[編集]

  • Natrix natrix cetti Gene, 1838
  • Natrix natrix natrix (Linnaeus, 1758)
  • Natrix natrix schweizeri L. Müller, 1932 - 等

生態[編集]

河川等の水辺や湿地等の湿った環境に生息する。昼行性。泳ぎは上手く、頭部を水面に出して泳ぐ。危険を感じると茂みや水中へ逃げ込んだり、体を膨らませて威嚇する。それでも相手が怯まない場合は、仰向けになって口を開け舌を出し総排泄腔から臭い匂いを出す擬死行動を行う。

名前に「ヤマカガシ」とあるが、日本のヤマカガシと異なり毒は持たない。

食性は動物食で、魚類両生類鳥類、小型哺乳類等を食べる。水中でも獲物を捕らえる。

繁殖形態は卵生で、1回に8-40個の卵を産む。繁殖に適した場所に複数のメスが卵を産むこともある。

人間との関係[編集]

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。流通量は少ない。

画像[編集]

参考文献[編集]

  • クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、緑書房、2000年、68-69、167頁。
  • 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、125頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、127頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]