ユスラウメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ユスラウメ | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||
| Prunus tomentosa Thunb. ex Murray |
||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||
| ユスラウメ | ||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||
| downy cherry, Nanking cherry |
ユスラウメは、低木で果樹の1種。桃に似た、しかい赤い小さな実をつける。
目次 |
[編集] 特徴
ユスラウメ(「梅桃」もしくは「山桜桃梅」、学名:Prunus tomentosa)はバラ科サクラ属の落葉低木。樹は開帳性の2~3mの低木でよく分枝する。葉は楕円形で、葉脈に沿って凹凸があり、全体に細かい毛を生じる。桜に似た白色または淡紅色の花が葉腋に1つづつ咲き、小ぶりの赤または白の丸い果実をつける。果実はほぼ球形ながら、桃の実のようにかすかな縦割れがあり、表面には毛がない。
中国北西部、朝鮮半島、モンゴル高原原産。主に庭木として栽培される。
[編集] 栽培
性質は強健で、耐寒性・耐暑性ともに強く、病害虫にも強い。用土は過湿を嫌うので、水はけの良い土に植える。日照不足になると、株が弱ってしまうだけでなく、果実の収穫も減ってしまうため、なるべく日当たりの良い場所に植える。3月頃と果実の収穫後に化成肥料を、また11月頃には有機肥料の寒肥を施す。
普段の剪定は特に必要ないが、日当たりの悪い枝は枯れやすいので、込み合う枝の間引きと、長く伸びた枝の切り戻しを必要に応じて行う。
増やし方は、タネを採取しての実生。その他、挿し木、接ぎ木で増やすことができる。1年生接木苗では植え付け後2~3年、実生でも3~4年で果実がなり始める。
[編集] 備考
果実は薄甘くて酸味が少なく、サクランボに似た味がする。そのままでの生食、あるいは果実酒などに利用される。
俗名をユスラゴともいう。

