モチノキ

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モチノキ
Ilex integra2.jpg
モチノキ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: ニシキギ目 Celastrales
: モチノキ科 Aquifoliaceae
: モチノキ属 Ilex
: モチノキ I. integra
学名
Ilex integra
Thunb.
和名
モチノキ(黐木)

モチノキ(黐の木)とはモチノキ科植物の一種。学名Ilex integra。別名ホンモチ

本州四国九州南西諸島台湾中国中南部に分布する常緑高木である。雌雄異株で開花期は春、花弁はうすい黄色。晩秋に赤い果実をつける。

公園などに植栽される。

鳥黐[編集]

樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることができ、これが名前の由来ともなった[1]。まず春から夏にかけて樹皮を採取し、目の粗い袋に入れて秋まで流水につけておく。この間に不必要な木質は徐々に腐敗して除去され、水に不溶性の鳥黐成分だけが残る。水から取り出したら繊維質がなくなるまでで細かく砕き、軟らかい塊になったものを流水で洗って細かい残渣を取り除くと鳥黐が得られる。

モチノキから得られる鳥黐は色が白いため、ヤマグルマ(ヤマグルマ科)を原料とするもの(アカモチ)と区別するために「シロモチ」または「ホンモチ」と呼ぶことがある。

風習[編集]

御神木として熊野系の神社の中にはナギの代用木として植えている場合がある。

ギャラリー[編集]


脚注[編集]

  1. ^ 続・日本の樹木 117P

参考文献[編集]

外部リンク[編集]