メランコリー (梓みちよの曲)

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メランコリー
梓みちよシングル
B面 雪どけ
リリース
規格 シングル
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル キングレコード
作詞・作曲 喜多条忠(作詞)
吉田拓郎(作曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
梓みちよ シングル 年表
二日酔い
(1976年)
メランコリー
(1976年)
女達のキイワード
(1977年)
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メランコリー」(めらんこりー)は、1976年9月21日に発売された梓みちよのシングル。

解説[編集]

1976年大晦日の『第18回日本レコード大賞』で編曲賞を受賞。続いて『第27回NHK紅白歌合戦』に、通算10回目の出場を果たし、本楽曲を歌唱した(翌年の『第28回』は落選し、次の紅白出場は16年後の1992年の『第43回』)。

1977年に入ってからもロングヒットを続け、1977年のオリコン年間ヒットチャートで第59位にランクインした[1]。レコード盤。

制作[編集]

フォークの作詞家だった喜多条忠吉田拓郎から、「お前に歌謡曲の作詞はムリだろ?」と挑発され、喜多条は奮起して歌詞を書いた[2][3]。本作を切っ掛けに喜多条は歌謡曲の歌詞も書くようになった[2]

レコーディングでは、吉田拓郎が梓みちよに、「アナタは歌がうまいから困るんです。僕としては、もっと下手に、そう、思い切って下手クソにやってほしいんです」と言うと、梓は目一杯下手クソに歌って一言、「これでいいわけ。フン、変なの、アンタたちの音楽」といったと言われる[4][5]

収録曲[編集]

  1. メランコリー(3分25秒)
    作詞:喜多条忠/作曲:吉田拓郎/編曲:萩田光雄
  2. 雪どけ(2分56秒)
    訳詞:麻生香太郎/作曲:F.Hallander/編曲:森岡賢一郎

カバー[編集]

主な収録作品[編集]

  • エッセンシャル・ベスト 梓みちよ
  • 続・青春歌年鑑 1977

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • オリコンチャート大辞典

脚注[編集]

  1. ^ a b c オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  2. ^ a b “「神田川」作詞家・喜多條忠さん死去、74歳 吉田拓郎と数々のヒット曲”. 日刊スポーツ. (2021年12月1日). オリジナルの2021年11月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211130152118/https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202111300000658.html 2022年5月18日閲覧。 
  3. ^ 吉田拓郎公式ブログ20170601(archive)
  4. ^ 吉田拓郎『ふたたび自分の事は棚に上げて』小学館〈BIG ORIGINAL BOOKS〉、1994年、119-120頁。ISBN 978-4093653220 
  5. ^ LINE MUSICで聴ける秋の気分にひたれる歌謡曲集