ミナミゾウアザラシ
| ミナミゾウアザラシ | |||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Mirounga leonina (Linnaeus, 1758) |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ミナミゾウアザラシ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Southern elephant seal |
ミナミゾウアザラシ(南象海豹、Mirounga leonina)はネコ目(食肉目)アシカ亜目アザラシ科ゾウアザラシ属に属するアザラシである。
目次 |
[編集] 概要
ミナミゾウアザラシはアシカ亜目の中では身体が最も大きい種である。キタゾウアザラシよりも若干大きいが、ゾウアザラシの特徴である象鼻はキタゾウアザラシの方が大きい。 雄の体長は6.5m、体重は4tに達することがある。 雌は雄に比べてかなり小さく、身体の大きさに関する雌雄間の差は非常に大きい。 ハレムを形成する一夫多妻制である。強い雄は一繁殖期で40頭もの雌を妊娠させることができる。
ミナミゾウアザラシは亜南極圏に生息し、夏は繁殖のために陸上で過ごすが、冬は海洋で過ごす。 以前はタスマニア周辺で数多くのミナミゾウアザラシが見られたが、商業的なアザラシ漁によって個体数が減少し、今では年に数回見られる程度である。 ニュージーランドや南アフリカの沖でしばしば見られる。
繁殖地は亜南極圏の島々である。中でもサウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島が最も大きな繁殖地であり、全ミナミゾウアザラシの半数はそこで繁殖する。 他の主な棲息地はオーストラリア(マッコーリー島・約8万頭、ハード島)、アルゼンチン(バルデス半島)、フランス(ケルゲレン諸島)などである。
19世紀にはアザラシ漁により絶滅の危機に瀕したが、現在の生息数は約60万頭である。 現時点では生息数は減少傾向である。その原因は明らかではないが、アザラシ漁の禁止によってミナミゾウアザラシが保護されるようになり、急激に増加してしまい、種としての適正個体数を大きく超えてしまったためという可能性もある。
最も重要な繁殖地の大部分は、UNESCO(ユネスコ)の世界遺産として国際的に、あるいは一国の法律によって保護されている。
ミナミゾウアザラシは深海で餌を捕る。深さ1,700mまで潜水することが可能である。120分もの間潜水したという記録がある。 主にイカなどの頭足類やサメを含む大きな魚を食べる。 海洋ではほとんどの時間を海中で過ごす。息継ぎのために数分間、海面から顔を出す必要がある。
天敵は、主にホホジロザメやシャチであるが、捕食されるのは子どもや若い個体が多い。成獣はその巨大さゆえ、襲われることは少ない。
[編集] Status
LOWER RISK - Least Concern (IUCN Red List Ver.2.3(1994))
- ワシントン条約附属書II
[編集] 日本で見られる施設
- 二見シーパラダイス(三重県伊勢市)
- 雌のミナミゾウアザラシ「丸子」が展示飼育されている。かつては雄の「元気」と、「元気」「丸子」の間に産まれた娘「夢海子(ゆみこ)」がいたが既に死亡した。
[編集] 日本で見られた施設
- 新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)
- 1995年3月11日より雄のミナミゾウアザラシであるみなぞう(美男象)が飼育され、餌を入れた青いバケツを手に持つ姿や、「アッカンベー」や「海苔巻」などの芸で人気を博したが、2005年10月4日、肺気腫による呼吸不全で死亡した。骨格標本については新江ノ島水族館を参照のこと。
- みなぞうの先代である雄の大吉(だいきち)と雌のお宮(おみや)は剥製になり、現在も展示されている。大吉に梯子をかけて飼育係が餌を与える写真は、動物図鑑のミナミゾウアザラシの図版として使われる事が多かった。
[編集] 外部リンク
- http://www.pinnipeds.org/species/selephnt.htm
- http://www.pagophilus.org/selephant.html
- Seal Specialist Group 1996.Mirounga leonina. In: IUCN 2006. 2006 IUCN Red List of Threatened Species.