ボシュロム

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ボシュロム (Bausch & Lomb Incorporated) は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ロチェスターに本社を置く光学機器メーカーで、多国籍企業である。主力商品はコンタクトレンズ、眼科手術用機器など。 カール・ツァイスの特許使用許諾を受け、テッサープラナートポゴン等のライセンス生産をしていたことがある。また現在一番一般的であるプリズム型双眼鏡のタイプは「ボシュロム型」と呼ばれている。 また、世界で初めてソフトコンタクトレンズの実用・製品化を実現したのも同社であり、当時画期的だった独自の特許成型技術を取り込み製品化にこぎつけた。

歴史[編集]

  • 1849年 - ドイツ生まれの創業者ジョン・ジェイコブ・ボシュヘンリー・ロムがアメリカに移民、2人はロチェスターで出会いお互いドイツ移民ということで友人となった。
  • 1853年 - ジョン・ジェイコブ・ボシュはドイツから眼鏡、望遠鏡、オペラグラス、顕微鏡を輸入する販売店を開業したが当初この店はうまく行かず、ヘンリー・ロムが資金を提供した。ジョン・ジェイコブ・ボシュは「ビジネスが軌道に乗った際にはヘンリー・ロムをパートナーとして会社に迎え入れる」という約束を交わした。
  • 1861年 - ジョン・ジェイコブ・ボシュは硬質ゴム片を道端で拾い、薄い硬質ゴムシートからフレームを打ち抜く手動プレス機を開発し、眼鏡フレームの大量生産に成功。
  • 1863年 - ヘンリー・ロムが共同経営者となり、社名もボシュロム・オプティカル(Bausch & Lomb Optical Company )となった。
  • 1866年 - 硬質ゴムの製造元であるアメリカン・ラバーと提携し、ニューヨークに営業所を開設。その後
  • 1876年 - ジョン・ジェイコブ・ボシュの息子エドワード・ボシュが開発した顕微鏡をフィラデルフィア万国博覧会に出品し高い評価を得た。
  • 1915年 - 映画撮影カメラ用のレンズ製造を始める。
  • 1926年 - サングラスのレイバンを開発。
  • 1955年 - アカデミー科学技術賞受賞。
  • 1960年 - 現社名に社名変更。
  • 1971年 - ソフトコンタクトレンズを世界で初めて実用化、アメリカ食品薬品局の認可を得た。
  • 1980年代以降 - ガラスレンズ・顕微鏡の製造部門を売却してコンタクトレンズを中心とする眼科医療機器に事業を集中し、現在に至っている。