プロパガンダ映画

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プロパガンダ映画(プロパガンダえいが、Propaganda film)は、政治的宣伝を目的とした映画の総称であり、多くの場合ドキュメンタリー映画である。特に、観客に政治的な思想を植えつけることを目的とする。しかし、ノンフィクションであるとは限らず、娯楽作品も多く見受けられる。

1920年代ソビエト連邦において、プロパガンダを目的とした映画が多く制作された。

また、1940年代第二次世界大戦期にアメリカでは感動的な戦争映画が数多く製作され、これによって敵愾心(てきがいしん)・愛国心を鼓舞した。実際に、これはアメリカ合衆国アメリカ連合国の間にあったわだかまりを消し、アメリカをひとつにすることに成功した。

おそらく、プロパガンダを目的として利用された最初の映画のひとつは、D・W・グリフィス監督の『國民の創生』であると考えられる。とはいっても、これは最初からその目的で製作されたわけではない。

また、アメリカで第2次世界大戦中に作られた映画『カサブランカ』が典型的なように、戦意高揚を目的としたプロパガンダと娯楽的な要素の厳密な境界は存在しない[1]

プロパガンダ映画の関連作[編集]

出典[編集]

  1. ^ 佐藤卓己『現代メディア史』p180 (岩波書店、1999年)

関連項目[編集]