フユイチゴ
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フユイチゴ (本宮山・1月)
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Rubus buergeri Miq.[1] | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| フユイチゴ(冬苺) |
フユイチゴ(冬苺、Rubus buergeri)は、バラ科キイチゴ属の常緑匍匐性の小低木である[2]。
目次 |
特徴 [編集]
つる植物のように匍匐して地表を這い、高さはせいぜい30 cm。
葉は丸っこく、浅く3裂する。葉表は緑色かやや褐色がかった緑でツヤがあり、縁には細かい鋸歯がある。裏面には細かい毛がある。葉は互生する[3] 。
花期は9月から10月で、葉腋から花茎を出し、穂状に数花をつける。晩秋から一ヶ月かけて赤い果実がなり、11月から1月のころに熟す[2]。いわゆる木苺の形で、食用となる。木苺としては旨い方である。多くの木苺類は夏に熟すが、フユイチゴは冬に熟することが和名の由来である[2]。別名は「カンイチゴ」[3]。
分布 [編集]
中国中南部・台湾・朝鮮半島南部[4]と日本の九州・四国・関東以西の本州に分布。森林の下生えに出る。林縁の道路ぞいなどに出現することも多い。山形県で危急種(絶滅危惧種Ⅱ類・VU)に指定されている[5]。
近縁種 [編集]
- アイノコフユイチゴ(R. x pseudohakonensis)
- アマミフユイチゴ(R. amamianus)
- コバノアマミフユイチゴ(R. amamianus var. minor) - 奄美固有の変種で、環境省レッドリストの絶滅寸前の種に指定されている[6]。
絶滅危惧IA類(CR)(環境省レッドリスト)
- オオフユイチゴ(R. pseudosieboldii) - フユイチゴとホウロクイチゴとの雑種という説もある。
- コバノフユイチゴ(R. pectinellus) - 完全に地表を這う匍匐性の植物で、茎は地表から地中を這い、所々から短い地上茎を出す。花が初夏に咲き、かなり大きいので目立つ。本州から九州のやや標高の高いところにでる。種としては台湾とフィリピンにもある。
- ミヤマフユイチゴ(R. hakonensis) - 全体にフユイチゴに似るが葉はやや三角形で先端が尖る。関東以西のやや高地、温帯域近くに分布する。
- ホウロクイチゴ(R. sieboldii) - 全体はフユイチゴに似るがはるかに巨大で、葉も厚く毛深い。本州南岸から四国、九州、琉球列島および中国に分布する。日向に大群落を作る。
関連画像 [編集]
| フユイチゴの実 | 葉の表面 | 葉の裏面 |
脚注 [編集]
- ^ “フユイチゴ 花ごよみ”. 東山動植物園. 2011年9月14日閲覧。
- ^ a b c 高橋勝雄 『野草の名前秋・冬―和名の由来と見分け方』 山と溪谷社〈山溪名前図鑑〉、2003年10月、275頁。ISBN 4635070166。
- ^ a b “フユイチゴ”. 石川県. 2011年9月14日閲覧。
- ^ “フユイチゴの仲間”. 森林総合研究所 (2010年6月1日). 2011年9月14日閲覧。
- ^ “日本のレッドデータ検索システム(フユイチゴ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年9月14日閲覧。
- ^ “植物絶滅危惧種情報検索(コバノアマミフユイチゴ)”. 生物多様性情報システム. 2011年9月14日閲覧。
