ヒンドスタン平野

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ヒンドスタン平野の位置(紫色の部分)

ヒンドスタン平野英語: Indo-Gangetic Plainベンガル語:সিন্ধু-গাঙ্গেয় সমভূমি)はインド北インド)、パキスタンバングラデシュネパールにまたがる広大な平野の名称である。ヒンドスタン(Hindustan)はペルシャから見たインドの呼称でヒンディー語ヒンドゥー教ヒンドゥークシュ山脈と元になった言葉である。

ガンジス川インダス川ブラフマプトラ川の3水系が生んだ広大かつ肥沃な沖積平野である。それぞれヒンドゥークシュ山脈ヒマラヤ山脈に平行に流れ、西はインドのジャンムー・カシミール州、東はアッサム州を源流にしてパンジャーブ州ハリヤーナー州ラージャスターン州の一部、ウッタル・プラデーシュ州ビハール州ジャールカンド州西ベンガル州(以上インド)、カイバル・パクトゥンクワ州北方地域パンジャーブ州シンド州(以上パキスタン)、そしてバングラデシュを貫流する。この平野の面積は約70万km2で、幅は数百kmである。

この大平野を4地域に分割することもある。

ババール・ベルト
ヒマラヤ山麓に続く一帯で、河川流によって上流から運ばれた巨礫・中礫からなるこの地帯の間隙率は非常に高く河川は伏流水になる。ババール・ベルトは通常幅が狭く7-15kmである。
テライ・ベルト
ババール・ベルトのすぐ下流で比較的新しい沖積土からなる。ここで伏流水は地上に現れる。この地域は湿度が非常に高く密林になっている。一年を通じて雨量が多く野生生物の楽園である。
バンガール・ベルト
比較的古い沖積土が形成した台地である。ヒンドスタン平野ではラテライトの堆積物に覆われている。
カダール・ベルト
バンガール・ベルトの下流の低地帯である。河川が運んだ沖積土でできたもの。

またガンジス川の流域をガンジス平野インダス川の流域をパンジャブ平野と分けることがある。ガンジス平野の最下流河口部分にはシュンドルボン湿地帯が広がっている。

ヒンドスタン平野は多数の河川が運ぶシルトが堆積した、世界でもっとも広大な沖積平野である。平野は平坦で樹木が少なく運河による灌漑が容易であるうえ、地下水も豊富である。そのため、世界でもっとも集約的に農業がおこなわれる地域でもある。主要作物は小麦輪作をおこなう。その他トウモロコシサトウキビ綿花の栽培も多い。その結果として、この平野は世界で最も人口密度が高い地域にランクされる。

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参考文献[編集]

外部リンク[編集]