ナマンガン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナマンガン

Namangan / Наманган
ナマンガンの位置(ウズベキスタン内)
ナマンガン
ナマンガン
ウズベキスタン国内の位置
北緯41度00分04秒 東経71度40分06秒 / 北緯41.00111度 東経71.66833度 / 41.00111; 71.66833座標: 北緯41度00分04秒 東経71度40分06秒 / 北緯41.00111度 東経71.66833度 / 41.00111; 71.66833
ウズベキスタン
ナマンガン州
地区 ナマンガン地区
設立年 1610年
政府
 • 種別
面積
 • 合計 91 km2
標高
476 m
人口
(2012年)[1]
 • 合計 437,119人
等時帯 UTC+5 (ウズベキスタン標準時)
郵便番号
160100-160141[2]
市外局番 +998-3692

ナマンガンウズベク語: Namangan / Наманганロシア語: Наманган)は、ウズベキスタン共和国ナマンガン州の州都。ウズベキスタン第二の都市である。同国の北東部フェルガナ盆地の北端にあるフェルガナ盆地最大の都市。タシュケントの東300km、アンディジャンの西65km、フェルガナの北75kmに位置している。標高は476m。カラダリヤ川ナルイン川の合流点である。

歴史[編集]

15世紀には知られる町となり、18世紀にはコーカンド・ハン国の一部となる。市名は、ペルシア語で「塩山」を意味し、住民は元来、ペルシア人であった。 帝政ロシア支配下では、イスラム文化の中心地の1つとなり、市内には20のマドラサ、600のモスクを数えた。1876年、ロシアに併合されると綿花の栽培や食品加工業が盛んになった。1926年には大地震に見舞われた。1991年にウズベキスタンが独立を果たすと、ワッハーブ派などイスラム文化復興の中心地として再び重きをなしている。

25km西にアフシケント遺跡(Akhsykent ruins)がある。

教育機関[編集]

ナマンガンには3つの高等教育機関がある。ナマンガン州立大学英語版、ナマンガン工科教育研究所、ナマンガン工業技術研究所がある。最古かつ最大の教育機関はナマンガン州立大学であり、国内でも屈指の教育を行っている。

観光名所[編集]

交通[編集]

街の郊外にナマンガン空港があり、毎日首都タシュケントへの国内便が出ている。

また、コーカンドアンディジャンへと向かうウズベキスタン鉄道の駅がある。

スポーツ[編集]

サッカーの国内最上位リーグウズベク・リーグPFCナフバホール・ナマンガンが参加している。

脚注[編集]

  1. ^ Uzbekistán: Las ciudades más grandes con estadísticas de población at WebCite (archived 2012年7月14日)
  2. ^ Postal Code Search - Namangan postcodesdb.com、2012年12月17日閲覧。

外部リンク[編集]