トゥラノケラトプス

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トゥラノケラトプス
トゥラノケラトプス
復元図
地質時代
白亜紀後期
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
亜目 : 周飾頭亜目 Marginocephalia
下目 : 角竜下目 Ceratopia
: ?ケラトプス科 Ceratopidae
: トゥラノケラトプス属 Turanoceratops
学名
Turanoceratops
Nesov et al., 1989

トゥラノケラトプス [1] (Turanoceratops) は、中生代白亜紀後期のウズベキスタンに生息していた角竜下目ケラトプス科の小型恐竜チュラノケラトプスとも呼ばれる。

特徴[編集]

人間との比較

推定体長が2m、推定体重が175kgと小型である。[2]

分析[編集]

完模式標本は、、破損した部、脊椎およびで構成されている。標本はウズベキスタンのTsNIGR博物館に所蔵されている。委託された資料は歯、前歯骨頭頂骨の中間の部分、側頭鱗鼻角の芯、頭蓋、脊椎骨、肩胛骨、などを含んでいる。このネオケラトプス類は、角竜類が北アメリカ大陸ではなくアジアを起源とした事を示す重要な証拠を提供した。

一方で、トゥラノケラトプスのケラトプス類としての分類への疑問もある。[3]

脚注[編集]

  1. ^ ドゥーガル・ディクソン「恐竜イラスト百科事典」朝倉書店、2008年出版、233頁より引用
  2. ^ Paul G.S., 2010, The Princeton Field Guide to Dinosaurs, Princeton University Press p. 283
  3. ^ Xu, X., Wang, K., Zhao, X. & Li, D. (2010). “First ceratopsid dinosaur from China and its biogeographical implications”. Chinese Science Bulletin 55 (16): 1631–1635. doi:10.1007/s11434-009-3614-5. 

関連項目[編集]