ディジャブ (コンピュータゲーム)

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ディジャブ』(Dejavu)は、1985年アメリカ合衆国ICOM SimulationsがPC用ソフトとして開発した推理アドベンチャーゲームである。

同社は本作と同じ操作システムを使って他にもアドベンチャーゲームを出しており、この操作システムをMacVentureと呼称している。本作はMacVentureを使用したゲームの第一弾にあたる。

解説[編集]

日本では1988年11月22日ケムココトブキシステム)がファミリーコンピュータ用ゲームソフトとしてリリース。その後1999年10月15日ゲームボーイカラー用ゲームソフトとして「ディジャブII英語版」と合作でリリースされた。なお、ファミコンソフト版のパッケージは箱ではなく、やや大きめのブックサイズとなっている。

概要[編集]

舞台は1941年12月8日アメリカ合衆国シカゴで起きた事件を元に作成された。

使用できるコマンドには「移動」「調べる」「開く」などアドベンチャーゲームとして基本的な物が並び、その対象物を画面に表示された絵の中から選択する。MacVentureシリーズの他作である『シャドウゲイト』や『悪魔の招待状』でおなじみの、道具を自分自身に対して使用する「セルフ」のコマンドは今作から既に登場しており、今作では例えばピストルを自分に向けて使うと「つかれた」「らくになりたい」などと言って自殺し、ゲームオーバーとなってしまう(本来であれば薬を服用する際などに使用するコマンド)。

モンスターの蔓延る恐ろしげな場所が舞台の次回作以降とは異なり、今作は普通の人間が暮らす街が舞台である。そのため、無闇に人を撃てば逮捕されるし、タクシーの利用や買い物には現金が必要となる。ピストルも弾が無くなれば使用出来なくなる。これらの点も考慮した上で探索を進めなければならない。

また、他のMacVentureシリーズではラスボスを倒せばゲームクリアとなるが、今作はあくまで事件の解決が目的であり、失った記憶を取り戻すと同時に謎を解き、犯人を告発できる証拠を集めなければならない。証拠が足りなかったり、自分に不利な証拠品を所持した状態では最後まで進めてもエンディングを迎えることは出来ずゲームオーバーになってしまう。

登場する地名[編集]

シャーマン シカゴ
エースの探偵事務所がある街。
ウエストエンド
高級マンション街。
ペオリア通り
このゲームの中心となる場所。シーゲルのオフィスがある。
ケジー通り
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アーバンロード
スタンウッドの妻が住む別荘街。

登場人物[編集]

エース・ハーディング
本作の主人公で無名の探偵。元ボクサー。意識を失う薬を投与され、トイレに眠らされる。愛犬の名前は「タコ」。
ジョー・シーゲル
エースのボクサー時代のマネージャー。電話中にピストルで撃ち殺された。ディジャブ2でも彼の素性が原因で、エースは事件に巻き込まれてしまう。
ジョン・スタンウッド
シカゴの資産家。
スタンウッドの妻
体重が100kgもある女性。猿轡をはめさせられてベンツのトランクに入れ去られる。
ドクター・プロディ
エースのかかりつけの医者。
強盗
バーの前の通りに出現。ピストルを持っており、エースに現金を要求される。「たたく」コマンドで回避可能だが(回避は3回まで)、その後はペオリア通り→新聞売り場前→ガンショップ前に出現する。
筋肉質の男
路地裏に出没。刃向かうとコインを全て失う。
ワニ
下水道に出没。ディジャブ2ではこのワニが出没する下水道は市によって封鎖されている。
酔っ払い
新聞売り場〜ガンショップ間で稀に出現。50セント払うといい話を聞ける。
ジョーの雇った殺し屋
シャーマンのエースの探偵事務所にてエースの到着を待ち伏せしている。
シュガーショック
エースがかつて解決した、「アルターマン脅迫事件」の犯人。本編の事件の日に出所しエースの前に現れるが・・・。続編のディジャブ2の事件にも関わっている。
マーサ・ビッカーズ
ジョー・シーゲルの経営するバーの従業員。かなりの美人だが、欲深で自分勝手な性格。ジョーの元恋人だが・・・。
髑髏
ゲームオーバー画面に現れる髑髏。エースが誤った行動をとった時、その後どうなってしまったかなどをプレーヤーに説明する(逮捕され裁判にかけれられた等)。

関連作品[編集]