ソネ (歌手)
ソネ | |
|---|---|
 ソネ（2014年12月） | |
| 生誕 |
ミン・ソネ 1989年8月12日（34歳） 韓国、ソウル特別市 |
| 別名 | Sun |
| 職業 | 歌手、女優、宣教師 |
| 配偶者 | James Park (m. 2013) |
| 子供 | 3 |
| 公式サイト | Official website |
| 音楽家経歴 | |
| ジャンル | |
| 担当楽器 | ボーカル、ピアノ |
| 活動期間 |
2007–2013 2018–現在 |
| レーベル | |
| 朝鮮人の人名 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル： | 민선예 |
| 漢字： | 閔先藝 |
| RR式： | Min Seon-ye |
| MR式： | Min Sŏn-ye |
ミン・ソネ（민선예、1989年8月12日 -）は、韓国の歌手、女優、宣教師。女性グループWonder Girlsの元リーダー、メインボーカリストである[1]。ソネとも呼ばれる。2013年初頭に婚約者との結婚のため、Wonder Girlsでの活動を休止した。2014年12月にWonder Girlsと芸能界から正式に引退した。
2018年8月に芸能界に復帰し、Polarisエンターテインメントと契約した。2022年2月にPolarisエンターテインメントの子会社であるブロックベリークリエイティブと契約した後、2022年7月26日にEP Genuineで正式にソロデビューした。
デビュー前[編集]
1989年8月12日にソウル特別市に生まれる[2]。Korea Arts High Schoolと東国大学校に通った。2001年、パク・ジニョンの"99% Challenge"プロジェクト中にJYPエンターテインメントによりスカウトされた。その後、2007年にWonder GirlsとしてデビューするまでJYPエンターテインメントでトレーニングを受けた。2AMのチョ・グォンやMiss Aのミンとともに、JYPエンターテインメントで最も長くトレーニングを行った研修生の1人であった[3]。
経歴[編集]
Wonder Girls[編集]
2006年にWonder Girlsの最初のメンバーであり、リーダー兼メインボーカルとしてデビューした。Wonder Girlsは2007年にデビューシングル"Irony"をリリースした[4]。2013年1月26日、JYPエンターテインメントはソネがWonder Girlsとの公式プロモーションを停止し、韓国系カナダ人のフィアンセであるJames Parkと結婚することを発表した。このニュースに続いて、グループが解散しないこと、ソネが非活動の状態に関わらずグループのメンバーであることを発表した[1][5][6][7][8]。
歌手としての経歴[編集]
Mighty Mouthの"Energy"やパク・ジニョンの"Afternoon Separation"など様々な韓国のアーティストのトラックにボーカルとして参加している。KBSの人気ドラマ『ドリームハイ』のサウンドトラックのシングル"Maybe"をレコーディングした[9]。2010年11月、JYP NationのデビューのタイトルトラックとしてJYPのレーベルメイトとともに"This Christmas"をレコーディングし、その後2010年12月1日にミュージックビデオがリリースされた[10]。
レコーディングのコラボに加え、2008年にSBS歌謡大祭典においてダビチとテヨンとともに『スタンド・アップ・フォー・ラヴ』を披露するなど他のアーティストと共演している[11]。2008年12月、KBS Music Bankでテヨン、ギュリ、ガインとともに"Buttons"を披露した[12]。ソネは同じグループのイェウンとともにKBSの番組Yoon Dohyun's Love Letterでチョ・グォンとパク・ジニョンとコラボし『愛のハーモニー』を披露した。SBS人気歌謡の第500回のエピソードで、チョ・グォンと2AMの"This Song"をデュエットした[13]。
2014年12月、非営利の教会コンサートで中央日報の米国支部とのインタビューにおいて、Wonder Girlsと芸能界から正式に引退すると述べた[14]。これはJYPEにより虚偽として撤回されたが[15]、そこから1年以内にJYPがソネがグループから脱退することを確認したという公式の声明を発表した[16]。
2018年8月8日、Polarisエンターテインメントと契約し長い休業期間を経て芸能界に復帰することが発表された[17]。
2021年、リアリティショーのMama the Idolのティーザーがリリースされ、ソネがメンバーの1人としてキャストされた。2021年12月10日にtvNで最初のエピソードが放送された。1月14日の放送ではメインボーカルの座を争い、最終的にソネが優勝した。1月28日にデジタルシングル"Mama The Idol"でデビューした。
2022年2月、Blockberry Creativeと契約した[18]。
2022年7月12日、Blockberry Creativeはリードシングル"Glass Heart" と "Just A Dancer"とともに最初のミニアルバム Genuine を7月26日にリリースすることを発表した。"Glass Heart"は7月19日にプレリリースされた[19]。
2022年8月25日、チョ・グォンとのコラボによるRibbon Projectにおけるリメイクである"My Regards"をリリースすることが発表され、8月28日にリリースされた[20]。
2023年6月29日、自身のSNSにてBlockberry Creativeとの契約解除したことを発表[21]。
慈善活動[編集]
他のWonder Girlsのメンバー同様、韓国の慈善団体、病院、孤児院に寄付を行うことがよくある[22]。2010年9月、詐欺被害に遭い山にこもっていた老人を訪ね、ついて行ったプロデューサーによると、男性のために服、靴、ラジオ、食べ物などさまざまなプレゼントを用意し、その男性は体を洗っていなかったため悪臭がしたが、手をしっかりと握り長生きするよう頼み健康を祈ったという[23]。
2011年5月、ハイチへの1週間のボランティアミッションに参加し、孤児院で子どもの世話をし、コレラの犠牲者を治療した[24]。
2012年10月16日、ジョージ・ワシントン大学でゲストスピーカーを務め、K-popに関する講義「アイドルスターの幻想と責任」を行った[25][26][27]。韓国大使館の韓国文化院がこのイベントを組織し、後援した[25][26][27]。
2014年3月18日、夫とともに7月にハイチへ行き、そこで5年間宣教師としての仕事を続けることを発表した[28]。
2018年1月28日、きれいな水が不足していること、気温が厳しいこと、公共の安全への懸念など子どもを育てるには条件が不利であるため、わずか2年半でハイチを離れたことが明らかになった[29][30]。
私生活[編集]
子どものころに母が亡くなり、父が病気のため寝たきりであったため、祖父母に育てられた[31]。2007年の安芸、Wonder Girlsのシングル"Tell Me"のプロモーションの前に祖父が亡くなった。2009年10月に父が容体悪化のため集中治療室に運ばれた。このとき、当時住んでいたニューヨークから韓国への最初の飛行機に乗り、父親と一緒にいるために多くのプロモーションイベントを欠席した[32]。2010年6月23日に父が20年以上の持病により亡くなった[33]。
2013年、James Parkと結婚した。2013年10月16日に長女を出産した[34][35][36]。2016年4月22日、次女を出産した[37]。2019年1月30日に三女を出産した[38]。
ディスコグラフィ[編集]
ミニアルバム[編集]
- Genuine（2022年7月26日）
出典[編集]
- ^ a b “선예, 원더걸스 탈퇴 아냐..여전히 소속 멤버” (朝鮮語). Korea Daily (2014年12月10日). 2014年12月10日閲覧。
- ^ Mark Russell (29 April 2014). K-Pop Now!: The Korean Music Revolution. Tuttle Publishing. p. 80. ISBN 978-1-4629-1411-1
- ^ “Sunye longest serving trainee of JYP”. Wonder Girls Wordpress. (2008年10月16日) 2011年5月28日閲覧。
- ^ (朝鮮語). My Daily. (2009年2月13日). http://www.mydaily.co.kr/news/read.html?newsid=200702132122211130+2010年1月10日閲覧。
- ^ “Sun to halt promotions with Wonder Girls after wedding press conference”. AllKPop. (2013年1月19日) 2013年1月26日閲覧。
- ^ “'아이티行' 선예..JYP "원걸 탈퇴·해체? 모두 아냐"”. 18 March 2014. Naver News. 2014年3月19日閲覧。
- ^ “JYP Says Sunye Isn't Leaving Wonder Girls and Wonder Girls Isn't Disbanding”. 18 March 2014. Mwave. 2014年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月19日閲覧。
- ^ “원더걸스 멤버 선예 "가수에 대한 공허감 컸다"” (朝鮮語). Sports Donga. Naver (2014年12月10日). 2014年12月13日閲覧。
- ^ “Listen to Sun Ye's "Maybe" for Dream High OST Part 2'”. AllKPop. (2011年1月8日) 2011年1月8日閲覧。
- ^ “JYP Nation releases 'This Christmas'”. AllKPop. (2010年11月30日) 2011年5月28日閲覧。
- ^ “SBS Gayo Daejeon – Taeyeon, Sun Ye and Davichi'”. AllKPop. (2008年12月29日). オリジナルの2011年5月31日時点におけるアーカイブ。 2011年5月28日閲覧。
- ^ “The Korean PussyCats are coming”. AllKPop. (2008年12月24日). オリジナルの2010年3月9日時点におけるアーカイブ。 2011年5月28日閲覧。
- ^ “'Sun Ye and Jo Kwon To Duet on Inkigayo's 500th Episode'”. Wonder Girls Wonderland. (2008年9月5日) 2011年5月28日閲覧。
- ^ “'Sun Ye releases official statement of retiring”. KoreaBoo. (2014年12月11日) 2014年12月11日閲覧。
- ^ “'JYPE Confirms Sun Ye is not retiring”. Soompi. (2014年12月11日) 2014年12月11日閲覧。
- ^ “[BREAKING] Sunye and Sohee Officially Announce Withdrawal from Wonder Girls”. 2023年1月閲覧。
- ^ “레이디스 코드 소정, 4년 만에 첫 솔로 출격[단독 원더걸스 출신 선예, 연예계 복귀...새 소속사 찾았다]” (朝鮮語). Naver. 2023年1月閲覧。
- ^ Kang Da-yoon (2022年2月17日). “선예, 블록베리크리에이티브와 전속계약 "음악으로 위로와 힘 드릴 것" [공식]” [Sunye, exclusive contract with Blockberry Creative "I will give you comfort and strength through music" [Official]] (朝鮮語). My Daily. 2022年2月17日閲覧。
- ^ Kim Myung-mi (2022年7月13日). “선예, 26일 첫 솔로앨범 'Genuine' 발매..금발 파격 변신” [Sunye releases her first solo album 'Genuine' on the 26th..Blonde transformation] (朝鮮語). Newsen. 2022年7月13日閲覧。
- ^ Park, Sang-hoo (2022年8月25日). “조권·선예, 28일 '안부' 리메이크 발표… 절친 시너지 기대” [Jo Kwon and Sunye to announce the remake of 'Hello' on the 28th... Best friend synergy] (朝鮮語). JTBC. 2022年8月28日閲覧。
- ^ Oh, Seung-hyun (2023年6月29日). “'이달소' 떠난 블록베리, 선예와도 계약 종료...선예 "감사한 지난 시간들"” [After Loona departure, Blockberry's contract with Sunye ended...Sunye "Thank you for the past times"] (朝鮮語). X-ports News. 2023年6月30日閲覧。
- ^ “The Wonder Girls secretly volunteered and donated for two years”. Chika World. (2011年1月18日) 2011年5月28日閲覧。
- ^ “Sunye visits a man in the mountains with presents”. AllKPop. (2010年9月1日) 2011年5月28日閲覧。
- ^ “'Wonder Girls' Sunye visits Haiti'”. One Asiaa. (2011年5月28日) 2011年5月28日閲覧。
- ^ a b “Wonder Girls Sun Expresses her Thoughts on K-Pop at 'Riding the Korean Wave' Forum”. ohkpop.com (2012年10月17日). 2013年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月24日閲覧。
- ^ a b “Wonder Girls Sun Speaks about K-Pop at George Washington University at 'Riding the Korean Wave' Forum”. K-Popstarz.com (2012年10月17日). 2012年10月24日閲覧。
- ^ a b “Global Hallyu Forum: Riding the Korean Wave - Special Events”. KoreanCulture.org (2012年10月16日). 2012年11月5日閲覧。
- ^ (朝鮮語)Nate. (2014年3月18日). http://news.nate.com/view/20140318n20671+2015年3月8日閲覧。
- ^ “Sunye Shares Hardships Of Living Abroad In Haiti And Canada” (英語). Soompi. (2018年1月28日) 2018年4月11日閲覧。
- ^ (朝鮮語)Osen. (2018年1月28日). http://osen.mt.co.kr/article/G1110823422+2018年4月11日閲覧。
- ^ “Sunye with the person she loves most”. Allkpop. (2010年10月10日) 2011年6月8日閲覧。
- ^ “'Wonder Girls' Sunye's father passes away'”. Allkpop. (2010年6月23日) 2011年6月8日閲覧。
- ^ “'Sunye's father passes away'”. Allkpop. (2010年6月23日) 2011年6月8日閲覧。
- ^ Sunye (Min Seonye) [@SPmission] (2013年10月16日). 많은분들의 기도와 응원덕분에 예쁜딸 홈벌쓰로 8시간만에 순산했습니다^^ 탄생축하선물도 정말정말 감사드려요...!!! 건강히 잘 키우겠습니다^^. X（旧Twitter）より2023年7月5日閲覧。
- ^ MJ Kwak (2013年12月4日). “Wonder Girls member Sunye and husband James Park”. Aju Business Daily. 2016年4月23日閲覧。
- ^ Hong, Grace Danbi (2013年10月17日). “Sunye Reveals the Korean Name of her Baby”. enewsWorld. CJ E&M. 2016年4月23日閲覧。
- ^ Choi, Dong-su. “Sunye had second baby” 2016年4月23日閲覧。
- ^ “선예, 30일 셋째딸 출산 "당분간 산후조리·활동복귀 NO" [전문]” (朝鮮語). entertain.naver.com (2019年1月31日). 2019年2月4日閲覧。
- ^ AsiaNews.it. “Korean teen idol drops music to be a missionary in Haiti”. www.asianews.it. 2019年10月10日閲覧。
- ^ Bizwire, Korea. “Sunye, Wonder Girls Member-turned-missionary, Announces Retirement” (英語). Be Korea-savvy. 2019年10月10日閲覧。
外部リンク[編集]
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