セロリアック

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セロリアック
Knolselderij plant (Apium graveolens var. rapaceum) 'Dolvi'.jpg
セロリアック
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: オランダミツバ属 Apium [1][2]
: セロリ(広義)A. graveolens
変種 : セロリアック
A. g. var. rapaceum [3]
学名
Apium graveolens L.
var. rapaceum (Mill.) DC. [3][4]
和名
セロリアック[2]、カブラミツバ[2]
英名
celeriac,[4][5][6] celery root,[5] turnip-root celery,[4][5] knob celery[4][5]

セロリアック: Celeriac、学名: Apium graveolens var. rapaceum)は、セリ科の植物。セロリの一変種であるが、セロリとは違い、肥大する根茎を食用とする。別名にセルリアックセロリアークノブセロリ根セロリセロリルートカブラミツバ

セロリアックは根菜であり、球根状の根茎を持つ。原産地は地中海盆地で、現在でも地中海盆地から北ヨーロッパにかけては自生しており、広く使われる[7][6]。また、北アフリカシベリア南西アジア北アメリカでも栽培される[6]。北アメリカではディアマント種が優勢である[8]

通常、根茎が10cmから14cmに成長すると収穫される[8]。生食、または焼いたりゆでたり煮込むなどして(ポタージュやマッシュなどのように)火を通して調理する。薄く切ったセロリアックは、スープキャセロールに入れると味が引き立つ。多くの根菜と異なり、セロリアックには5%から6%のでんぷんが含まれている[9]

酸化しやすく、賞味期間が短いため、切ったセロリアックは酢水などにつける[10]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 米倉浩司 『高等植物分類表』 北隆館、2010年、重版。ISBN 978-4-8326-0838-2
  2. ^ a b c 大場秀章(編著) 『植物分類表』 アボック社、2010年、第2刷。ISBN 978-4-900358-61-4
  3. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Apium graveolens L. var. rapaceum (Mill.) DC.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年7月29日閲覧。
  4. ^ a b c d Missouri Botanical Garden. “Apium graveolens var. rapaceum DC.”. Tropicos. 2012年7月29日閲覧。
  5. ^ a b c d Apium graveolens L. var. rapaceum (Mill.) DC.”. Germplasm Resources Information Network (GRIN) online database. 2012年8月14日閲覧。
  6. ^ a b c Celeriac (Apium graveolens L. var. rapaceum)”. Crop Exhibition. Max Planck Institute for Plant Breeding Research. 2012年1月28日閲覧。
  7. ^  Chisholm, Hugh, ed (1911). “Celery”. Encyclopædia Britannica (11th ed.). Cambridge University Press. http://lwww.studylight.org/enc/bri/view.cgi?n=6239 2012年1月31日閲覧。. 
  8. ^ a b Celeriac (Apium graveolens rapaceum)”. Desirable Vegetable Varieties, By Vegetable. The Owlcroft Company. 2012年1月28日閲覧。
  9. ^ Nutrient data for 11141, Celeriac, raw”. USDA National Nutrient Database for Standard Reference. 2012年2月3日閲覧。
  10. ^ バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント 『世界の食用植物文化図鑑』 山本紀夫(監訳)、柊風舎、2010年1月20日、p. 146。