ササゲ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ?ササゲ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ササゲ(黒目豆) |
|||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Vigna unguiculata (L.) Walp. | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ササゲ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Cowpea |
ササゲ(大角豆、学名 Vigna unguiculata)はマメ科の一年草。つる性の種類とつるなしの種類とがある。アフリカ原産。主に旧世界の温暖な地方で栽培される。
語源は、莢が上を向いてつき物をささげる手つきに似ているからという説、莢を牙に見立てて「細々牙」と言ったという説、豆の端が少々角張っていることからついたという説など諸説ある。
穀物用種は、さやが10-30cmで固く、豆は1cm程度の腎臓形で、白・黒・赤褐色・紫色など様々な色の斑紋をもつ。つる性種は草丈が2mから4mになるのにたいし、つるなし種の草丈は30cmから40cm。寒さには弱いが、暑さには非常に強い。
日本では、平安時代に「大角豆」として記録が残されている[1]。江戸時代には「豇豆」という名前での記述もある。また、アズキは煮ると皮が破れやすい(腹が切れる=切腹に通じる)のに対し、ササゲは煮ても皮が破れないことから、江戸(東京)の武士の間では赤飯にアズキの代わりに使われるようになった。
目次 |
[編集] 下位分類
以下の4亜種または品種群が栽培されている。
- Vigna unguiculata subsp. unguiculata Southern pea、black-eyed pea
- ササゲ。黒目豆と呼ばれる品種はクリーム色地に黒の大きな斑紋を一つ持つ。ヴェトナムではデザートの材料になる。インドから中東にかけても栽培されている。米国南部や西インド諸島には、西アフリカからの奴隷によってもたらされ、ソウルフード等、主にアフリカ系の人々の伝統料理に用いられる。
- Vigna unguiculata subsp. cylindrica Catjang
- ハタササゲ、ヤッコササゲ。旧世界の熱帯で食用とされる他、アメリカ合衆国では飼料作物として栽培される。
- Vigna unguiculata subsp. dekindtiana
- ササゲの祖先野生種とされる。
- Vigna unguiculata subsp. sesquipedalis Yardlong bean
- ジュウロクササゲ。長く生長するさやを野菜として利用する。東南アジアと日本の一部で食用にされる。

