カルトっQ!丸刈りータ☆で大脱走

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

『カルトっQ!丸刈りータ☆で大脱走 』(Super Best Friends)はコメディ・セントラルのテレビアニメシリーズ『サウスパーク』の、米国における第68話。アメリカ合衆国では2001年7月4日放送に放送された。

あらすじ[編集]

ストリート・マジシャンであるデビッド・ブレインがサウスパークの町にやってきた。子どもたちは手品にひかれてカルト教団『ブレイントロジー』に入団。おかしいと思ったスタンはすぐに脱会し、カイルらはその場に残った。教団からの嫌がらせを受けたスタンは、イエス・キリストに相談する。 デンバーでブレイントロジーが信者および入信希望者を集めて集会を行っているところにキリストがやってきて、魚とパンに関する奇蹟を施すが、ブレインの“手品”のほうが上手だった。 困ったキリストは自分が所属する正義の宗教者団体『スーパー・ベスト・フレンズ(他メンバー:ブッダクリシュナムハンマドモーゼジョセフ・スミス、シーマン[1]老子)』を呼んだ。(ただし、ブッダはの存在には否定的である)

同じころ、ブレイントロジーは団体を本当の宗教団体にするために税金免除の申請を行っていたが失敗し、ワシントンD.C.まで行進して集団自殺を図ると宣言した。これを聞いたカイルはこの団体が間違っていることに気付き、カートマンに一緒に脱会しようと持ちかける。ところが、カートマンがそのことを報告してしまい、カイルを強制的に自殺させるために教団はカイルをプラスチック製のドームの中へ閉じ込めた。こうしている間、スーパー・ベストフレンズはモーゼと相談をしていた。

ブレイントロジーの信者たちは、リフレクティング・プールにて溺れ死ぬことにした。(ただし、プールの深さが1フィートしかないので、死ぬためにはうつぶせになって死ぬまで我慢する必要があった)

カートマンはカイルを強制的に殺すために、ドームにホースをつなげた。 スーパーベストフレンズが駆け付けた時、ブレインはリンカーン像を動かした。ケニーの溺死体を見つけたスタンは、「なんてこった、ケニーが殺されちゃった!」と叫びカイルが「この人でなし!」と呼応したため、2人はこのやり取りを繰り返して、スタンがカイルを見つけやすくした。

そのころ、スーパー・ベスト・フレンズは、エイブラハム・リンカーン像に対抗してジョン・ウィルクス・ブース像を作り、リンカーン像を倒した。カイルを救出する際、リンカーン像がドームをつまみ上げて振ったため、スタンから「スノードームかよ」という声が上がった。 救出後、プールは更なる自殺者が出るのを防ぐためにスミスによって凍結された。 カートマンは泳ぐのが苦手であるから故に、長時間潜ることができず、死なずに済んだ。

そうこうしているうちに、ブレインはロケット艇で逃げた。途方に暮れる信者たちに、スタンは「金銭を要求したり、自殺を強要するような宗教は間違っている」と言い、カイルと仲直りした。その際、カートマンが2人にいちゃつくためにホテルの部屋借りようかと提案するが、スタンとカイルに殴られた。

備考[編集]

シーマン(Sea Man)は英語で精液(semen、シーメン)を連想される語である。日本語版においてシーマンはほかのスーパーベストフレンズどころかナレーターにまでザーメンと呼ばれることがあり、そのたびにシーマンと言いなおした。

2011年現在、サウスパークのウェブサイトにて、この回を見ることは不可能である[2]

サイエントロジー関連[編集]

北米版DVDコメンタリーで、トレイ・パーカーはこの話に出てくるデビッド・ブレインは実在の人物をモデルにしたことや、ブレイントロジーはサイエントロジーを基にしていると話した [3]。 また、第9シーズン第12話 『クローゼットで捕まえて』(原題:"Trapped in the Closet")では、サイエントロジー自体を揶揄した内容となっている。

脚注[編集]

  1. ^ DCコミックアクアマンというキャラクターがモチーフである。
  2. ^ Douthat, Ross (2010年4月25日). “Not Even in South Park?”. New York Times. http://www.nytimes.com/2010/04/26/opinion/26douthat.html 
  3. ^ 北米版第5シーズンDVDBOXオーディオコメンタリより

外部リンク[編集]