ほうおう座アルファ星

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ほうおう座アルファ星
データ
元期 J2000      Equinox J2000
星座 ほうおう座
赤経 00h 26m 17.1s
赤緯 -42° 18′ 21.5″
視等級 (V) 2.40
特徴
スペクトル分類 K0 III
U-B 色指数 0.88
B-V 色指数 1.08
変光星 ?
アストロメトリー
視線速度 (Rv) +75.2 km/s
固有運動 (μ) 赤経: 232.76 ミリ秒/
赤緯: -353.64 ミリ秒/
年周視差 (π) 42.14 ± 0.78 ミリ秒
距離 77 ± 1 光年
(23.7 ± 0.4 パーセク)
絶対等級 (MV) 0.52
詳細
質量 2.5 M
半径 11.1 R
光度 62 L
表面温度 4,850 K
金属量 ?
自転周期 ?
年齢 ?
他の名称
Ankaa, Nair al Zaurak, Cymbae, Lucida Cymbae, HR 99, CD -42°116, HD 2261, LTT 231, GCTP 71.00, SAO 215093, FK5 12, HIP 2081.

ほうおう座アルファ星は、ほうおう座で最も明るい恒星。固有名称をアンカ(Ankaa)、またはザウラク(Zaurak)という。今日では後者の名称の方が浸透している。前者はアラビア語フェニックスを指す言葉である。後者のザウラクとは、アラビア語で『の輝くもの』を指す。これは古来、アラビアではこの辺りの星の並びを船に見立てていたことに因む。だが、ザウラクは専門的には位置の誤認識によって名付けられたエリダヌス座γ星の固有名称として用いられるのが一般的となっている。

視等級は2.39の2等星であるが、日本では地平線すれすれにしか上がらないため、目立たない。スペクトル型はK0Ⅲ。

[編集] ほうおう座アルファ星の見つけ方

ほうおう座アルファ星は、みなみのうお座のアルファ星フォーマルハウトと、くじら座のベータ星デネブ・カイトスとで三角形を描いている[1]。フォーマルハウトの南東にあり[2]、デネブ・カイトスとの赤経差がおよそ17であるため、デネブ・カイトスが南中すると、その下方に見える[3]

3星のうち、フォーマルハウトは1星で、他の2星 - この星とデネブ・カイトス - は2等星である。3星のあたりは、周りに明るい星がないため比較的目立つ[3]。ただし、日本ではこの星の高度が低いため、大気による減光を受け、カタログ値ほど明るくならない。大気の澄んだ日に南の地平線近くの空が開けていて、かつ観望の妨げとなる光源のない場所を選択することが望ましい。

[編集] 脚注

  1. ^ 藤井旭 『全天星座百科』 河出書房新社、2001年(新版:2011年)、126頁。
  2. ^ Allen, R. H., Star Names: Their Lore and Meaning, (rep.), Dover Publications, 1963, p. 336.
  3. ^ a b 原恵 『星座の神話 - 星座史と星名の意味』 1975年(新装改訂版・第3刷:2000年)、恒星社厚生閣、202頁。


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