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雲井昭善

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雲井 昭善(くもい しょうぜん/あきよし[1]1915年12月24日 - 2017年12月5日[2])は、日本の僧侶仏教学者大谷大学名誉教授。インド学・仏教学専攻。

大阪府和泉市出身。1941年大谷大学文学部仏教学科卒。1961年「佛教と社会的基盤の研究」で東京大学文学博士。1956年大谷大学助教授、61年教授、86年定年、名誉教授、佛教大学教授。75-81年日本学術会議会員。2000年仏教伝道文化賞受賞[3]。享年101。

著書

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  • 『仏陀と人間』平楽寺書店 1953
  • 『仏教の伝説』春秋社 現代人の仏教・仏典 1956
  • 『仏典講座 10 勝鬘経』大蔵出版 1976
  • 『インド仏教 思想と経典をたどる』平河出版社 1984
  • 『仏教誕生』平河出版社 1985
  • パーリ語佛教辞典』山喜房佛書林 1997
  • 『万人に語りかけるブッダ 「スッタニパータ」をよむ』日本放送出版協会 NHKライブラリー 2003
  • 『想い出すままに』山喜房佛書林 2012

編著

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  • 『巴和小辞典』編 法蔵館 1955-56
  • 『業思想研究』編 平楽寺書店 1979
  • 『和訳大般涅槃経 法顕訳-ブッダ最後の旅路』編著 東京美術 1996

記念論文集

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  • 『仏教と異宗教 雲井昭善博士古稀記念』平楽寺書店 1985

論文

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脚注

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  1. ^ 博士論文書誌データベースの発音による
  2. ^ “雲井昭善氏が死去 大谷大名誉教授、インド学・仏教学”. 京都新聞. (2017年12月7日). http://s.kyoto-np.jp/politics/article/20171207000222 2017年12月7日閲覧。 
  3. ^ 『現代日本人名録』