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荒川じんぺい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

荒川 じんぺい(あらかわ じんぺい、1946年3月8日 - )は、日本グラフィックデザイナー装丁家エッセイストイラストレーター流木造形家日本冒険作家クラブ会員だったが、のち会が解散。日本文芸家協会日本ペンクラブ各会員。

栃木県壬生町生まれ[1]。本名・仁平。

略歴

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1960年、壬生町立中学校卒業[2]。1964年から月刊誌・週刊誌を中心にイラストレーターとして活動[2]。1975年から文芸誌すばる」のアートディレクターとして9年間務める[2]

1978年、装幀家として活動を始める[2]。1980年、「早稲田文学」のアートディレクターに就任(~1999年)[2]。1980年、「流木造形」を始める[2]

冒険小説を中心に多数の装幀を手がけ、1990年より、週末を山梨県八ヶ岳南麓の小淵沢の森に暮らし、東京と往復しながら創作活動をしていた。2002年より本拠を八ヶ岳(長野県諏訪郡富士見町[2])に移す[1]。2007年4月から、富士見高原病院付属旧富士見高原療養所資料館長[2]

テレビ、ラジオ等の出演も多い。2009年6月1日、栃木県から「栃木未来大使」(日光杉並木広報官)委嘱。

著書

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  • 僕は森へ家出します 岩波書店 1990.9 自然人のための本箱 のち中公文庫
  • 流木造形 荒川じんぺい作品集 日貿出版社 1992.3
  • はじめての山野術 子どもとはじめる自然<冒険>図鑑 6 岩波書店 1994.5
  • 週末は森に棲んで 講談社 1994.3 のち文庫
  • 少年に還る森 河出書房新社 1994.6
  • 大震災から家族を守る アウトドアのグッズと知恵 1995.8 中公文庫
  • 森に住んだ観音さま 岩波書店 1996.1
  • 遊びの森 毎日新聞社 1997.12
  • 森の作法 集英社 1997.4 のち文庫
  • 週末は山歩き 「初めて」からのお役立ちガイド・エッセイ 1999.10 講談社文庫
  • 趣味を広げる 絵葉書・デジタルカメラを始める 岩波書店 2001.10 荒川じんぺいのパソコン「生きがい」塾 1
  • 愉しむ山歩き百の道標 出かける前に読む登山の知識 東京書籍 2001.5
  • パソコンが僕の生き方を変えた 52歳からの挑戦 岩波書店 2001.2.
  • ひとの輪をつくる メール・インターネットを始める 岩波書店 2001.12 荒川じんぺいのパソコン「生きがい」塾 2
  • 森での老い暮らしを前に 「僕は森へ家出します」から十年のうつろい 文芸社 2001.6
  • 生きがいをつくる ホームページを始める 岩波書店 2002.3 荒川じんぺいのパソコン「生きがい塾」 3
  • パソコンで森暮らし 52歳からの電脳生活日記 光文社 2002.11 カッパ・ブックス
  • 荒川じんぺい流パソコンお絵描き指南 清流出版 2003.8
  • パソコンでいきいき人生 岩波書店 2003.12
  • 「自分の森」で元気になる 2004.3 朝日文庫
  • 図説じんぺい式自然と遊ぶ手作りクラフト 講談社 2004.7
  • 夏の洞窟 くもん出版 2005.12
  • 森に棲むヒント 清流出版 2005.4

参考

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脚注

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  1. ^ a b 日外アソシエーツ現代人物情報
  2. ^ a b c d e f g h 朝日人物データベース

外部リンク

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