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美江神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
美江神社
所在地 岐阜県瑞穂市美江寺917
位置 北緯35度24分42.86秒 東経136度39分23.19秒 / 北緯35.4119056度 東経136.6564417度 / 35.4119056; 136.6564417
主祭神 (不明)
創建 不明
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美江神社(みえじんじゃ)は、岐阜県瑞穂市美江寺にある神社

中山道美江寺宿にある。かつてはこの地に天台宗の寺院である美江寺が存在した。この美江寺は1549年天文8年)、斎藤道三稲葉山城の築城時に、城の裏鬼門を守護するために移築している(現在の岐阜市美江寺)。美江神社の境内にある美江寺観音は、1567年永禄10年)、織田信長の命で建立されたものである。

沿革

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  • 創建時期は不明。平安時代の美濃国神名帳によれば、「正六位上 美江明神」となっている。美江寺の鎮守と推測される。
  • 1549年(天文8年)、美江寺が稲葉山城下に移転されたが、美江明神はこの時に、一時廃れたと考えられている。
  • 1566年(永禄9年)、美濃国本巣郡十四条村(現本巣市十四条)より権現を分祀する。熊野権現社に改称する。
  • 1868年慶応4年)に熊野神社に改称し、1881年明治14年)に美江神社に改称する。
  • 1914年大正3年)、美江寺城址に鎮座していた八幡神社、神明神社を合祀する。

祭神

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祭神ははっきりとしていない。2つの説がある。

永禄9年に十四条村から分祀されたのは白山権現と伝えられている。これを根拠にして岐阜県神社明細帳には、伊邪那美が祭神とされている。
  • 熊野権現(家都美御子大神、熊野速玉大神、熊野夫須美大神)
永禄9年に十四条村から分祀された後、熊野権現社を名乗っており、江戸時代も熊野権現と呼ばれ、明治14年に美江神社に改称するまでは熊野神社ということから、熊野三社の主神が祭神とされている。

文化財

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瑞穂市指定有形文化財
  • 陶磁のこま犬[1]

所在地

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  • 岐阜県瑞穂市美江寺917
岐阜県道92号岐阜巣南大野線の沿線の美江寺交差点前に位置する。

交通機関

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その他

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  • 境内には八幡神社、美江寺観音があり、中山道美江寺宿跡の石碑がある。
  • 美江神社前はT字交差点となっており、中山道はここから南に方向を変える。

脚注

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  1. ^ 文化財”. 瑞穂市 (2012年12月31日). 2013年4月25日閲覧。