美江神社
表示
美江神社 | |
---|---|
所在地 | 岐阜県瑞穂市美江寺917 |
位置 | 北緯35度24分42.86秒 東経136度39分23.19秒 / 北緯35.4119056度 東経136.6564417度 |
主祭神 | (不明) |
創建 | 不明 |
中山道美江寺宿にある。かつてはこの地に天台宗の寺院である美江寺が存在した。この美江寺は1549年(天文8年)、斎藤道三の稲葉山城の築城時に、城の裏鬼門を守護するために移築している(現在の岐阜市美江寺)。美江神社の境内にある美江寺観音は、1567年(永禄10年)、織田信長の命で建立されたものである。
沿革
[編集]- 創建時期は不明。平安時代の美濃国神名帳によれば、「正六位上 美江明神」となっている。美江寺の鎮守と推測される。
- 1549年(天文8年)、美江寺が稲葉山城下に移転されたが、美江明神はこの時に、一時廃れたと考えられている。
- 1566年(永禄9年)、美濃国本巣郡十四条村(現本巣市十四条)より権現を分祀する。熊野権現社に改称する。
- 1868年(慶応4年)に熊野神社に改称し、1881年(明治14年)に美江神社に改称する。
- 1914年(大正3年)、美江寺城址に鎮座していた八幡神社、神明神社を合祀する。
祭神
[編集]祭神ははっきりとしていない。2つの説がある。
- 熊野権現(家都美御子大神、熊野速玉大神、熊野夫須美大神)
- 永禄9年に十四条村から分祀された後、熊野権現社を名乗っており、江戸時代も熊野権現と呼ばれ、明治14年に美江神社に改称するまでは熊野神社ということから、熊野三社の主神が祭神とされている。
文化財
[編集]- 瑞穂市指定有形文化財
- 陶磁のこま犬[1]
所在地
[編集]- 岐阜県瑞穂市美江寺917
- 岐阜県道92号岐阜巣南大野線の沿線の美江寺交差点前に位置する。