獅子宮敏彦

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獅子宮 敏彦
(ししぐう としひこ)
ペンネーム 獅子宮 敏彦
中野 良浩
誕生 奈良県
最終学歴 龍谷大学
主な受賞歴 第10回創元推理短編賞、第29回オール讀物推理小説新人賞
デビュー作 「神国崩壊」
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(ししぐう としひこ)は日本の小説家推理作家奈良県生まれ。龍谷大学卒業。2003年、短編「神国崩壊」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビューした(同時受賞は加藤実秋)。

この受賞以前に、別名義で第29回オール讀物推理小説新人賞を受賞している(1990年、中野良浩名義、「小田原の織社」)。

デビュー以来、中国史に基づいた架空の世界や室町時代などを舞台に、そこで発生する不可能犯罪を描いている。

2017年から2019年まで、本格ミステリ作家クラブの監事をつとめる。

作品リスト[編集]

単行本[編集]

アンソロジー[編集]

  • ザ・ベストミステリーズ2004(日本推理作家協会編、講談社、2004年7月)「神国崩壊」
    • 【分冊・改題】犯人たちの部屋 ミステリー傑作選(日本推理作家協会編、講談社文庫、2007年11月)
  • ヤオと七つの時空の謎(芦辺拓編著、南雲堂、2019年10月)「聖徳太子の探偵」
  • 妖ファンタスティカ2 書下し伝奇ルネサンス・アンソロジー(操觚の会編、ナイトランド・クォータリー別冊、アトリエサード、2019年11月)「推古朝魔獣騒動記」

脚注[編集]