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* マイケル・ブライス - [[ライアン・レイノルズ]]([[落合弘治]])
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: プロのボディガード。
* ダリウス・キンケイド - [[サミュエル・L・ジャクソン]]([[石井康嗣]])
* ダリウス・キンケイド - [[サミュエル・L・ジャクソン]]([[石井康嗣]])
: 凄腕のヒットマン。
* ヴラディスラフ・デュコビッチ - [[ゲイリー・オールドマン]]([[安原義人]])
* ヴラディスラフ・デュコビッチ - [[ゲイリー・オールドマン]]([[安原義人]])
: ベラルーシの独裁者。
* アメリア・ルーセル - [[エロディ・ユン]]([[藤田奈央]])
* アメリア・ルーセル - [[エロディ・ユン]]([[藤田奈央]])
: [[国際刑事警察機構|インターポール]]の捜査官。ブライスの元カノ。
* ソニア・キンケイド - [[サルマ・ハエック]]([[浅野まゆみ]])
* ソニア・キンケイド - [[サルマ・ハエック]]([[浅野まゆみ]])
: キンケイドの妻。
* ジャン・フーシェ - [[ジョアキム・デ・アルメイダ]]([[魚建]])
* ジャン・フーシェ - [[ジョアキム・デ・アルメイダ]]([[魚建]])
: インターポールの副局長。
* レナータ・カソリア - {{仮リンク|ティネ・ヤウストラ|nl|Tine Joustra}}([[森本73子]])
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: インターポールの局長。
* イバン - {{仮リンク|ユーリ・コロコリニコフ|en|Yuri Kolokolnikov}}([[こばたけまさふみ]])
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: デュコビッチの腹心。彼に従う兵士達のリーダー。
* レビチン - ミハイル・ゴア([[さかき孝輔]])
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: デュコビッチの弁護士。
* モレノ - {{仮リンク|バリー・アトスマ|en|Barry Atsma}}([[斎藤寛仁]])
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: 検察官。
* アシモフ - ロッド・ハレット([[佐々木拓真]])
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: デュコビッチに家族を殺された教授。
* シーファート - [[リチャード・E・グラント]]([[谷内健]])
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: ヤク中の弁護士。ブライスのクライアント。
* ギャレット - {{仮リンク|サム・ヘイゼルダイン|en|Sam Hazeldine}}([[中村和正]])
* ギャレット - {{仮リンク|サム・ヘイゼルダイン|en|Sam Hazeldine}}([[中村和正]])
: インターポールの捜査官。


==製作==
==製作==

2021年10月16日 (土) 16:46時点における版

ヒットマンズ・ボディガード
The Hitman's Bodyguard
監督 パトリック・ヒューズ
脚本 トム・オコナー
製作 デヴィッド・エリソン
マーク・ギル
ダナ・ゴールドバーグ
マシュー・オトゥール
ジョン・トンプソン
レス・ウェルドン
製作総指揮 アヴィ・ラーナー
ボアズ・デヴィッドソン
ジェイソン・ブルーム
クリスティーン・オタール
クリスタ・キャンベル
ラティ・グロブマン
出演者 ライアン・レイノルズ
サミュエル・L・ジャクソン
ゲイリー・オールドマン
サルマ・ハエック
エロディ・ユン
音楽 アトリ・オーヴァーソン英語版
撮影 ジュールズ・オロフリン
編集 ジェイク・ロバーツ
製作会社 ミレニアム・メディア
クリスタル・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗ライオンズゲート・フィルムズ
日本の旗 Netflix
公開 アメリカ合衆国の旗2017年8月18日
日本の旗2017年8月25日
上映時間 118分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $30,000,000[2]
興行収入 世界の旗$176,586,701[2]
アメリカ合衆国の旗$75,468,583[2]
次作 ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード
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ヒットマンズ・ボディガード』(原題: The Hitman's Bodyguard)は、2017年アメリカ合衆国で公開されたコメディ映画である。監督はパトリック・ヒューズ、主演はライアン・レイノルズサミュエル・L・ジャクソンが務めた。

本作は日本において劇場未公開となったが、Netflixによる配信が行われている。

本作の宣伝用ポスターとして、レイノルズ演じるブライスがジャクソン演じるキンケイドをお姫様抱っこする姿を写したポスターが製作された。これは映画『ボディガード』のパロディである[3]

ストーリー

ボディガードのマイケル・ブライスは日本人の武器商人、クロサワの護衛を担当することとなった。任務を無事に終えられると思った矢先、クロサワは暗殺されてしまった。

それから2年後。依頼人を守り切れなかったブライスは一線を退き、会社社長の護衛をすることで生計を立てていた。その頃、ベラルーシの独裁者、デュコビッチは人道に対する罪を犯したとして国際司法裁判所で裁かれることになっていた。しかし、彼が犯した罪を追及することは困難を極めることとなった。デュコビッチは自らの罪を立証できるような人間を片っ端から殺していたためである。国連にとっての最後の希望はダリウス・キンケイドであった。凄腕のヒットマンとして知られるキンケイドは、妻(ソニア)の釈放と引き替えにデュコビッチを有罪にするための証言をすることに同意したのであった。

インターポールの高官、ジャン・フーシェはアメリア・ルーセルをキンケイド護送チームのリーダーに任命した。ルーセルはブライスの元カノでもあった。護送部隊はデュコビッチの息がかかった者たちによって襲撃され、キンケイドとルーセル以外の全員が殺されてしまった。安全な場所に身を隠した2人は、インターポール内に内通者がいる可能性を疑っていた。その可能性が高い以上、インターポールに救援を求めるのは危険だと判断したルーセルは、ブライスに協力を要請した。キンケイドとルーセルに因縁があるブライスはその要請を断ろうとしたが、汚名返上に協力することを条件に、キンケイドの護衛に参加することにした。ルーセルは報告のためにインターポールに向かい、ブライスとキンケイドは追っ手から逃げ続けることとなった。

インターポールの内通者はフーシェであった。フーシェはキンケイドを売り渡す見返りをデュコビッチに求めたが、デュコビッチはフーシェの腕を突き刺し、「報酬を払うのはキンケイドが死んだときだ」と言った。追っ手の殺し屋たちは、キンケイドのスマートフォンから居場所を割り出すことに成功し、2人を奇襲した。2人は殺し屋たちを退けたが、逃走用の自動車が壊されてしまった。2人はヒッチハイクで港へと向かうことにした。キンケイドはソニアに花束を送るために、ブライスの監視下から離れた。キンケイドの行方を追ったブライスは、追っ手の殺し屋と戦闘になったが、あっさり皆殺しにした。暇を持てあましたキンケイドは「2年前、クロサワを狙撃したのは俺だよ。報奨金目当てに殺したんだ。」とブライスに明かした。それを聞いたブライスは激怒した。彼は2年前の一件をルーセルの裏切りだと確信し、それが破局の原因になったからである。

ブライスが追っ手に捕まるというトラブルがあったものの、2人は何とかハーグの裁判所に到着することができた。一方、キンケイドの抹殺に失敗したことを知ったデュコビッチは次の一手を講じた。

キャスト

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プロのボディガード。
凄腕のヒットマン。
ベラルーシの独裁者。
インターポールの捜査官。ブライスの元カノ。
キンケイドの妻。
インターポールの副局長。
インターポールの局長。
デュコビッチの腹心。彼に従う兵士達のリーダー。
デュコビッチの弁護士。
検察官。
デュコビッチに家族を殺された教授。
ヤク中の弁護士。ブライスのクライアント。
インターポールの捜査官。

製作

トム・オコナーの脚本は2011年ブラックリスト (映画化されていない脚本を対象とした人気投票) にランクインするほどの高評価を得ていた[4]スカイダンス・プロダクションズは5月の段階で、その映画化権を購入していた[5]。オコナーの脚本はシリアスなドラマとして書かれたものだったが、製作サイドの意向でコメディタッチの作品に書き直されることとなった[6]

2015年11月4日、ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマンの3人が本作に出演し、ジェフ・ワドロウが監督に起用されるとの報道があった[7]2016年2月23日、エロディ・ユンとサルマ・ハエックの出演が決まり、ライオンズゲートが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[8]。3月9日、降板したジェフ・ワドロウの後任として、パトリック・ヒューズが起用されることになった[9]

2016年4月12日、本作の主要撮影ロンドンで始まった。撮影はアムステルダムソフィアでも行われた[10]

興行収入

本作はスティーブン・ソダーバーグの監督復帰作である『ローガン・ラッキー』と同じ週に公開され、公開初週末に1700万ドルから2000万ドルを稼ぎ出すと予想されていたが、実際の数字はそれを上回るものであった[11]。2017年8月18日、本作は全米3377館で封切られ、公開初週末に2138万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となった[12]。公開第2週には1026万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング2週連続1位となった[13]

評価

映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには132件のレビューがあり、批評家支持率は39%、平均点は10点満点で5.1点となっている。サイト側による批評家の要約は「『ヒットマンズ・ボディガード』はサミュエル・L・ジャクソンとライアン・レイノルズのコメディ演技に依拠しているが、そこそこの出来にはなっている。しかし、過去に製作された数々のアクションコメディ映画の定石を打ち破る力はない。」となっている[14]。また、Metacriticには38件のレビューがあり、加重平均値は49/100となっている[15]。なお、本作のCinemaScoreはB+となっている[16]

バラエティ』のピーター・デブルージは本作を好意的に評価し、「『ヒットマンズ・ボディガード』は映画ファンが待望していたコメディタッチのアクション映画だろう。118分を活かしきるスタイルの作品ではない。しかし、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の監督であったパトリック・ヒューズの手によって―ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンのケミストリーの方がより重要な働きをした―この作品は愚かでありながら笑えるスクリューボールコメディになった。」と評している[17]。『ローリングストーン』のピーター・トラヴァースは本作に4つ星評価で2つ星を与え、「レイノルズとジャクソンのコメディ演技とアクションによって、狂乱の夏の異常さは和らいだ。『ヒットマンズ・ボディガード』が印象に残る作品になったのは、2人のお陰である。」と述べている[18]

続編

2018年5月、ライオンズゲートが本作の続編を企画していると報じられた[19]。11月1日、ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエック、パトリック・ヒューズ監督が続投、アントニオ・バンデラスモーガン・フリーマンフランク・グリロが決まったとの報道があった[20]

出典

  1. ^ ヒットマンズ・ボディガード”. 2017年8月23日閲覧。
  2. ^ a b c The Hitman’s Bodyguard (2017)”. 2017年8月30日閲覧。
  3. ^ 決して恋に落ちないこと…レイノルズ×サミュエル『ヒットマンズ・ボディガード』首位デビュー 全米ボックスオフィス考”. 2017年8月27日閲覧。
  4. ^ Skydance nabs ‘The Hitman’s Bodyguard’”. 2017年8月23日閲覧。
  5. ^ The Black List 2011: Screenplay Roster”. 2017年8月23日閲覧。
  6. ^ Ryan Reynolds and Samuel L. Jackson Are Your New Favorite Buddy Comedy Duo”. 2017年8月23日閲覧。
  7. ^ Ryan Reynolds, Samuel L. Jackson, Gary Oldman to Star in 'Hitman's Bodyguard' (Exclusive)”. 2017年8月23日閲覧。
  8. ^ Ryan Reynolds’ 1st Post-‘Deadpool’ Pic ‘Hitman’s Bodyguard’ Adds Elodie Yung, Salma Hayek, Sam Jackson, Gary Oldman”. 2017年8月23日閲覧。
  9. ^ CinemaCon: Samuel L. Jackson, Ryan Reynolds Hit Target in ‘Hitman’s Bodyguard’”. 2017年8月23日閲覧。
  10. ^ Ryan Reynolds’ ‘Hitman’s Bodyguard’ Lands ‘Expendables 3’ Director Patrick Hughes”. 2017年8月23日閲覧。
  11. ^ ‘Hitman’s Bodyguard’ and ‘Logan Lucky’ Unlikely to Boost Box Office This Weekend”. 2017年8月23日閲覧。
  12. ^ August 18-20, 2017”. 2017年8月23日閲覧。
  13. ^ August 25-27, 2017”. 2017年8月30日閲覧。
  14. ^ The Hitman's Bodyguard”. 2017年8月23日閲覧。
  15. ^ The Hitman's Bodyguard”. 2017年8月23日閲覧。
  16. ^ Looking Under ‘Logan Lucky’s Hood As ‘Hitman’s Bodyguard’ Stands Tall With $21M Opening – Saturday AM Update”. 2017年8月23日閲覧。
  17. ^ Film Review: ‘The Hitman’s Bodyguard’”. 2017年8月23日閲覧。
  18. ^ 'The Hitman's Bodyguard' Review: Samuel L. Jackson, Ryan Reynolds Banter, Get Bloody”. 2017年8月23日閲覧。
  19. ^ Lionsgate Circling Sequel To ‘Hitman’s Bodyguard’ With Ryan Reynolds, Samuel L. Jackson In Talks”. 2018年11月8日閲覧。
  20. ^ Ryan Reynolds, Samuel L. Jackson to Return for ‘Hitman’s Bodyguard’ Sequel”. 2018年11月8日閲覧。

外部リンク