「新宿純愛物語」の版間の差分

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刊行翌年の[[1987年]]、『[[ビー・バップ・ハイスクール]]』で人気を得た[[仲村トオル]]主演で映画化された。併映作は『[[恐怖のヤッちゃん]]』。
刊行翌年の[[1987年]]、『[[ビー・バップ・ハイスクール]]』で人気を得た[[仲村トオル]]主演で映画化された。併映作は『[[恐怖のヤッちゃん]]』。


=== 備考 ===
当初のヒロイン役は[[中山美穂]]がキャスティングされており大ヒットが期待されていたが、撮入直前に中山が降板し、急遽仲村の相手役を公募して[[一条寺美奈]]がヒロインに抜擢された<ref>[http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/archives/2011-06-02.html 金子修介の雑記 "Essay":ポールダンシングボーイず2011年06月02日 - livedoor Blog ]</ref>。このため興行成績は振るわなかったという。
当初のヒロイン役は[[中山美穂]]がキャスティングされており大ヒットが期待されていたが、撮入直前に中山が降板し、急遽仲村の相手役を公募して[[一条寺美奈]]がヒロインに抜擢された<ref>[http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/archives/2011-06-02.html 金子修介の雑記 "Essay":ポールダンシングボーイず2011年06月02日 - livedoor Blog ]</ref>。このため興行成績は振るわなかったという。


タイトルに新宿とあるが、一部のシーンは[[新潟市]]で撮影された。
タイトルに新宿とあるが、一部のシーンは[[新潟市]]で撮影された。

白井組 狂犬四天王・竜役は[[木村健吾]]と同じく[[新日本プロレス]]の[[越中詩郎]]が演じる予定だったが、直前に試合で怪我をしたため、代役で当時[[ヤングライオン]]だった[[大矢健一]]が務めた。


=== ストーリー ===
=== ストーリー ===

2020年8月11日 (火) 09:39時点における版

新宿純愛物語』は、1986年2月1日講談社ノベルスより刊行された日本小説桑原譲太郎の作家デビュー作品。

映画版

新宿純愛物語
監督 那須博之
脚本 那須真知子
原作 桑原譲太郎
製作 黒澤満
青木勝彦
出演者 仲村トオル
一条寺美奈
音楽 都志見隆
埜邑紀見男
撮影 浜田毅
編集 山田真司
製作会社 東映洋画
配給 東映
公開 日本の旗 1987年7月4日
上映時間 95分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 5億円[1]
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刊行翌年の1987年、『ビー・バップ・ハイスクール』で人気を得た仲村トオル主演で映画化された。併映作は『恐怖のヤッちゃん』。

備考

当初のヒロイン役は中山美穂がキャスティングされており大ヒットが期待されていたが、撮入直前に中山が降板し、急遽仲村の相手役を公募して一条寺美奈がヒロインに抜擢された[2]。このため興行成績は振るわなかったという。

タイトルに新宿とあるが、一部のシーンは新潟市で撮影された。

白井組 狂犬四天王・竜役は木村健吾と同じく新日本プロレス越中詩郎が演じる予定だったが、直前に試合で怪我をしたため、代役で当時ヤングライオンだった大矢健一が務めた。

ストーリー

学校をサボり、友人ユミと愛猫を連れて新宿を遊び歩いていた女子高生・尾花マリは、ひょんなことから出逢った二十歳の遊び人・一乗寺文麿と恋に落ちる。だが成り行き任せな文麿の行動は先々で騒動を巻き起こし、挙げ句に金を借りようと立ち寄った暴力金融業者と揉み合いの末、文麿は事務所から一挺のワルサーPPKを強奪してしまう。ヤクザと悪徳刑事たちから追われる羽目となった文麿とマリの逃避行は、文麿を慕う暴走族の南と村田を巻き込み、やがて壮絶な市街戦へとエスカレートしていく。

スタッフ

キャスト

白井組
悪徳刑事
  • 南春雄 - 古川勉(ビー・バップ軍団)
  • 村田秀夫 - 上野隆彦(ビー・バップ軍団)
  • サボイのウェイター・石田 - 石井博泰(ビー・バップ軍団)
  • サボイの支配人 - ポール牧

脚注

  1. ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報1988年昭和63年)2月下旬号、キネマ旬報社、1988年、191頁。 
  2. ^ 金子修介の雑記 "Essay":ポールダンシングボーイず2011年06月02日 - livedoor Blog

外部リンク