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『'''マグマックス'''』(MAGMAX)は、[[日本物産]](ニチブツ)から発売された[[コンピュータゲーム]][[ゲームソフト|ソフト]]である。 |
『'''マグマックス'''』(MAGMAX)は、[[日本物産]](ニチブツ)から発売された[[コンピュータゲーム]][[ゲームソフト|ソフト]]である。 |
2015年7月12日 (日) 14:49時点における版
ジャンル | シューティングゲーム |
---|---|
対応機種 |
アーケード[AC] ファミリーコンピュータ[FC] PlayStation 4(アーケードアーカイブス)[PS4] |
開発元 |
[AC][FC]日本物産 [PS4]ハムスター |
発売元 |
[AC][FC]日本物産 [PS4]ハムスター |
ディレクター | 藤原茂樹 |
デザイナー | 藤原茂樹 |
音楽 | [AC][FC]山田良一 |
人数 | 1〜2人 |
メディア | [FC]320Kbitロムカセット |
稼働時期 |
[AC]1985年 [FC]1986年3月19日 [PS4]2015年4月2日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
『マグマックス』(MAGMAX)は、日本物産(ニチブツ)から発売されたコンピュータゲームソフトである。
1985年にアーケードゲームとして稼動開始し、1986年にはファミコンに移植された。この移植版がニチブツの初のファミコンソフトである。2015年2月17日よりファミコン版がプロジェクトEGGにて、同年4月2日よりアーケード版がPlayStation 4のアーケードアーカイブスにて、それぞれ配信開始。
概要
ゲームジャンルは横スクロール型シューティングゲーム。遠近法により手前側の地形が広く、奥側の地形が狭くなるというサイドビューとクォータービューの中間のような独特の視点を採用している(ただしキャラクターの大きさは変わらないため、実質、奥側に行くほどキャラクターが大きく、移動速度が速いということになってしまっている)。アーケード版の地上ステージではラスタースクロールにより、滑らかな遠近感が表現されている。
このゲームの最大の特徴は自機が合体によりパワーアップするということである。 なお、合体はニチブツのゲームでは頻繁に用いられているシステムであり、「テラクレスタ」などが有名である。 またゲーム中の音楽が非常に奇抜であることも特徴である。
自機
自機の「可変メカ・マグマックス」は最初は小さな戦闘機形態でスタートし、ステージ中に落ちているパーツを拾うことにより合体してロボット形態になりパワーアップする。 合体状態では自機が大きくなり、当り判定も大きくなってしまうが、敵や敵の弾に当たってもパーツが破壊されるだけでミスにはならない。
パーツ一覧
- 戦闘機 - 初期状態。合体後は腰部分になる。正面にショットを発射する。
- 上半身 - 斜め下方向(地下面では正面上)に発射するショットが追加される。
- 下半身 - 正面下に発射するショットが追加される。ちなみに、前方向への移動時は足の動きが少し速くなる。
- 波動ガン - 上半身がある状態で獲得すると、自機正面に攻撃力が高いレーザーを展開する。このレーザーは地上ステージにある障害物を破壊できる。地下面では貫通弾を発射する。
ステージ
- 草原
- 砂漠
- 海
- 機械都市
の4ステージによって成り立っている。出現する敵キャラなどがステージによって異なる。 2ステージと4ステージの最後には龍の頭部を複数模したボスの「怪奇メカ・バビロン」が待ち構えている。
ステージは地上と地下に分かれており、地面に開いた穴などから行き来することができる。地上と地下は完全に平行して存在しており、どの場面でどちらを進んでも良い。地下ステージの場合は少しグラフィックの異なるバビロンが出現する。地上と地下では、自機のグラフィックはそのままだが視点が変わり、地上ではクォータービュー、地下ではサイドビューになっており自機の攻撃方法も変わる。地下モードでは敵の攻撃に当たりやすくなる。
各ステージはデモなどをはさまずシームレスに繋がっている。無限周回のループゲームであり、4ステージのバビロンを倒したあとは再び草原ステージに戻り「2周目」が始まる。
その他
- アーケード版のインストカードには、銀色の服に身を包んだ女性(マスコットガール?)が登場しているが、ゲームとの関係は不明である。当時のニチブツゲームでは必ずこういう実写のコスプレ女性がインストやカタログに登場していた。
- アーケード版では使用されていないBボタンを配線して押し続けると倍速で表示される。
- ファミコン版で3周目に到達すると画面左上に隠しメッセージが表示される。それをはがきに書いてニチブツに送るとプレゼントがもらえるというキャンペーンが行われていた。