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その後は長らく消息不明だったが、娘と2人で生活保護を受けながら暮らしていることがTV番組「[[あの人は今!?]]」の調査でわかった。
その後は長らく消息不明だったが、娘と2人で生活保護を受けながら暮らしていることがTV番組「[[あの人は今!?]]」の調査でわかった。
また、アメリカに父方の彼女の異父姉妹に当たる姉がおり、2009年に妹の青山ミチを捜してい<ref>[http://genforum.genealogy.com/chatnames/messages/182.html Michi Aoyama of Japan]</ref><ref>[http://www.japantimes.co.jp/text/fl20090120kj.html Lifelines back to the 1900s]</ref>。
また、アメリカに父方の彼女の異父姉妹に当たる姉がおり、[[2009年]]に妹の青山ミチを捜し続けて、彼女の情報提供を呼びかけてい<ref>[http://genforum.genealogy.com/chatnames/messages/182.html Michi Aoyama of Japan]</ref><ref>[http://www.japantimes.co.jp/text/fl20090120kj.html Lifelines back to the 1900s - The Japan Times]</ref>。


「ミッチー音頭」は[[遠藤賢司]]と[[大西ユカリ]]がカバーする代表曲である。
「ミッチー音頭」は[[遠藤賢司]]と[[大西ユカリ]]がカバーする代表曲である。

2013年5月5日 (日) 05:39時点における版

青山 ミチ(あおやま ミチ、1949年2月7日 - )は日本歌手。本名は八木フサ子。

人物・来歴

神奈川県横浜市出身。父親がアメリカ人(在日米軍の黒人兵)で母親が日本人(八木キミ子)のハーフ。母親は在日米兵を相手にしていた売春婦でもあった。1961年ジャズ喫茶が主催する素人ジャズコンクールで入賞したのをきっかけにポリドール・レコードの目にとまり、翌1962年「ひとりぼっちで想うこと」でレコードデビューした。パワフルでパンチのある歌声で、ミッチーの愛称で親しまれ、1963年には「ミッチー音頭」が、1965年にはエミー・ジャクソンと競作となった「涙の太陽」が大ヒットした。1960年代後半には生き別れたアメリカ人の父親を捜そうとしてニュースにもなる。その後日本クラウンに移籍した。しかし、不祥事(1974年3月に万引きで現行犯逮捕、1978年10月に覚せい剤で逮捕)が相次ぎ、芸能界から追放状態となる。

その後は長らく消息不明だったが、娘と2人で生活保護を受けながら暮らしていることがTV番組「あの人は今!?」の調査でわかった。 また、アメリカに父方の彼女の異父姉妹に当たる姉がおり、2009年に妹の青山ミチを捜し続けて、彼女の情報提供を呼びかけていた[1][2]

「ミッチー音頭」は遠藤賢司大西ユカリがカバーする代表曲である。

ディスコグラフィー

シングル

ポリドール時代

タイトル(A面) タイトル(B面) レコード会社 レコード番号 発売日 備考
ひとりぼっちで想うこと ヴァケイション ポリドール DJ-1270 1962.10.01
涙の砂丘 レインボー・ガール ポリドール DJ-1277 1962.12.01
星空の道 わたしの願い ポリドール DJ-1287 1963.01.10
若い樹々 涙のシャボン玉 ポリドール DJ-1298 1963.01.25
ひとつの花が咲く時に 淋しいときには ポリドール DJ-1324 1963.05
ミッチー音頭 いたずらなミッチー ポリドール DJ-1334 1963.05
恋のゴーカート 夜がいっぱい ポリドール DJ-1367 1963.07.01
東京こんちわ 遠い道 ポリドール DJ-1381 1963.09
ミッチー・マーチ おとなはきらい ポリドール DJ-1382 1963.10
ABCからZまで スポーツカーでぶっ飛ばせ ポリドール DJ-1394 1963.11
いろはにほへと 恋は陽気に朗らかに ポリドール DJ-1405 1963.12
ヨコハマ・ブルース ジャンケン・ポン ポリドール DJ-1422 1964.03
恋はスバヤク シャムネコ天使 ポリドール DJ-1444 1964.04
ボクは特急の機関手で ミッチーの風船旅行 ポリドール SDR-1001 1964.07
恋のピーラッタ ワンペンルックでレッツゴー ポリドール SDR-1018 1964.09
夢の超特急 ロマンス超特急 ポリドール SDR-1036 1964.10.01
波止場キット 前向き横向き後向き ポリドール SDR-1046 1964.12
ムズムズ まかり出ました女の子 ポリドール SDR-1065 1965.02
世界の恋は君のもの L-O-V-E ポリドール SDR-1073 1965.03
涙の太陽 憧れはいつも心に ポリドール SDR-1114 1965.05.25 A面:エミー・ジャクソン(1965.4)の日本語カバー。のちに安西マリアがカバーしたのは、このバージョン。
太陽の恋 GO-GO 野良犬のブルース ポリドール SDR-1100 1965.06
レット・キッス すてきなジェンカ ポリドール SDR-1122 1965.08
太陽が沈むとき 素敵なあなた ポリドール SDR-1169 1966.03
ワン・ナイト・ワン・キス ロンリー・ガール ポリドール SDR-1204 1966.07
風吹く丘で 銀のイニシアル ポリドール SDR-1234 1966.11 A面:のちにタイトル・アレンジを変えて「亜麻色の髪の乙女ヴィレッジ・シンガーズ」となる

クラウン時代

タイトル(A面) タイトル(B面) レコード会社 レコード番号 発売日 備考
情熱の波止場 青いシャンデリア クラウン CW-590 1966.12.01
男ブルース 女ブルース クラウン CW-641 1967.04.01
太陽と遊ぼう 淋しさでいっぱい クラウン CW-660 1967.06.01
マンハッタン・ブルース 雨の日の待ちぼうけ クラウン CW-707 1967.09.01
港ブルース しかたないのよ クラウン CW-765 1967.12.01
叱らないで 女と酒 クラウン CW-776 1968.02.01 オリコン最高位67位、売上2.9万枚
俺のブルース 恋の芽ばえ クラウン CW-822 1968.06.01
泣く女 女なの… クラウン PW-51 1969.02.10
命のかたみ 女の涙 クラウン PW-85 1970.02.01
おもちゃの女 夜がふりかえる クラウン PW-94 1970.06.01
雨の夜の恋は終った 恋のブルース クラウン PW-96 1970.09.25
或る女の人生 身の上のブルース クラウン CW-1141 1971.04.25
むらさきの京都 湖のバラード クラウン CW-1239 1972.05.20
叱らないで マンハッタン・ブルース クラウン CW-5044 1975.09.25 再発。ベストカップルシリーズ

主な出演

映画

脚注