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2013年4月9日 (火) 17:08時点における版
開発元 | GNUプロジェクト |
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最新版 |
0.7.5
/ 2009年6月11日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C言語 |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | 統計学 |
ライセンス | GNU General Public License |
公式サイト | http://www.gnu.org/software/pspp/ |
PSPP は統計解析のためのフリーソフトウェアである。GUI とコマンドライン操作の両方で利用することができる。C言語で書かれており、内部では数値計算にGNU Scientific Libraryを、プロットの描画にGNU plotutilsを使っている。
PSPP は、商用の統計解析ソフトウェアのSPSSと同等の機能を実装することを目的として開発が進められている。
特徴
PSPP は Excel、Gnumeric、Postgresデータベース、OpenDocument Spreadsheet、CSV、プレーンテキストの各形式のファイルを読み込むことができ、出力は SPSS の 'portable' および 'system' 形式とプレイン・テキストで行うことができる。統計解析の機能としては、T検定、ANOVA、線形回帰などが行える。またデータ変換や並び替えなどの操作も行える。
PSPP の開発プロジェクト (かつては "Fiasco" と呼ばれていた) は、SPSS のフリーなオープンソースの互換ソフトウェアを作り上げることを目的としている。SPSS のソースは公開されておらず、利用条件には厳しい制限とDRMが課せられているため、ライセンスを更新しなければ限られた期間だけしか使うことができない。それはおかしい、納得できない、とPSPP の開発者は考え、ライセンスの期限切れ以外は SPSS と同じ機能を持つソフトウェアを開発し、万人が共有、改良できるものにしたいと考えた。
更新履歴
- 0.7.5 2010年6月 http://pspp.awardspace.com/
- 0.6.2 2009年10月
- 0.6.1 2008年10月
- 0.6.0 2008年6月
- 0.4.0.1 2007年8月
- 0.4.0 2005年8月
- 0.3.0 2004年4月
- 0.2.4 2000年1月
- 0.1.0 1998年8月
評価
"SPSS For Dummies" という書籍 (For Dummies シリーズとして発行、英語) の "Ten Useful Things You Can Find on the Internet" [1] という章で PSPP が紹介されている。2006年には南アフリカ共和国統計協会主催の会議で、PSPP でどうやって SPSS を置き換えていくかを議論するセッションが設けられた[2]。
脚注
関連項目
- 主な応用数値解析ソフトウェア
- gretl(やはり SPSS 互換を目指しているソフトウェア)
- plotutils
- GSL