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2012年10月12日 (金) 11:09時点における版

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漫画:まんがーる!
作者 玉岡かがり
ヤス(キャラクター原案)
center island(原作[注 1]
kai(原作[注 1]
出版社 アース・スター エンターテイメント
掲載誌 コミック アース・スター
レーベル Earth star comics
発表号 創刊号(2011年4月号)‐ -
発表期間 2011年3月12日 -
巻数 既刊1巻(2012年5月12日現在)
ラジオ:創刊! コミック アース・スター編集会議
配信期間 2010年8月16日 - 2010年12月13日
配信サイト HiBiKi Radio Station[1]
配信日 隔週月曜日(30分)
パーソナリティ 中原麻衣
植田佳奈
早見沙織
矢作紗友里
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

まんがーる! MANGIRL』は、center island / kai原作[注 1]玉岡かがり作画による日本漫画作品。キャラクター原案は、ヤスアース・スター エンターテイメント発行の月刊漫画雑誌「コミック アース・スター」にて創刊号より連載中の、女性ばかりで構成される漫画誌編集部の“ゆるい”日常を描く、4コマ漫画である。

本項では、掲載誌の創刊、漫画の連載に先駆けた「創刊準備号」並びにインターネットラジオなどにおけるキャラクター展開についても解説する。

概要

掲載誌と同名[注 2]の「コミック アース・スター」編集部を舞台に、「はな編集長」をはじめ、それまで雑誌編集経験のまるで無かった女性編集部員たちが、「日本一の漫画雑誌」を作り育てる夢を叶えるべく、仕事に励む日々を描くコメディである。現実の編集部で起きた出来事をありのままに綴る漫画ではないが、雑誌掲載時の枠外や単行本の余白ページなどに雑誌編集にまつわる豆知識や裏話も紹介される。

創刊準備号

掲載誌「コミック アース・スター」創刊に先駆けて2010年よりコミックマーケット(コミケ)や秋葉原の一部書店、後にはTSUTAYAの一部店頭でも無料配布された「創刊準備号」(B5判・全40ページ)に、いずれも『創刊! コミック アース・スター編集部』(そうかん‐へんしゅうぶ)の表題で、卯花つかさによるストーリー漫画1本と、森菜すずは楠見らんまによる4コマ漫画それぞれ数本ずつが掲載された。この創刊準備号は表紙及びキャラクターデザインの異なるものが3種類作られ、「コミケVer.」をヤスが、「書店Ver.」を文倉十黒銀[注 3]が、それぞれ個別に担当した[2]。この創刊準備号及び創刊後の一部の号では、付録CDに、後述の配役によるボイスドラマが収録された[3]

インターネットラジオ

2010年8月16日より同年12月13日までHiBiKi Radio Stationにて『創刊! コミック アース・スター編集会議』(そうかん‐へんしゅうかいぎ)の表題でインターネットラジオを配信、創刊準備号付録で編集部員を演じた声優4名が、パーソナリティを務めた[1]。この番組は、創刊前日の2011年3月11日にも、HiBiKi Radio Station並びに音泉にて、一日だけ特別配信された[4]

掲載誌創刊・連載開始

玉岡かがりによる連載漫画としては、2011年3月12日に発売された創刊号より『創刊! コミック アース・スター編集部』(そうかん‐へんしゅうぶ)の表題で連載開始[5]。2012年5月7日に、翌2013年に向けたテレビアニメの制作が発表されると同時に、表題を『まんがーる!』と改めた[6]

登場人物

※この漫画では原則として漢字に読み仮名がつかないが、各人物の苗字の読みは「創刊準備号」(コミケ限定Ver.)p.1(表紙見開き)におけるローマ字表記、並びにボイスドラマにおける発音を参照した。また、この節において「コミック アース・スター」は、この漫画の掲載誌ではなく、はな達の編集部が発行する作中誌を指す。声の配役は、創刊準備号及び創刊後の一部号における付録CDと、インターネットラジオにおけるボイスドラマのもの。

佐々山はな(ささやま はな)
声;中原麻衣
「コミック アース・スター」編集長。短めの茶色い髪に、花を象った髪飾りを着けている。社長に五千枚もの企画書を提出して漫画雑誌創刊を認めさせたり、学生時代の“黒歴史”を暴露すると脅してあきを副編に誘うなど、しばしば暴走するほど熱い情熱を持つ反面、計画性が無く、研究と称して漫画を読みふけったり、業務そっちのけで好きなゲームを買いに行ったり遊ぶなどして仕事を溜め込んでは、あきや他の編集部員に助けを請う。色々と周囲を巻き込んで迷惑をかけるが、憎めない人柄で何となく許されてしまう。
鳥井あき(とりい あき)
声;植田佳奈
「コミック アース・スター」副編集長。ロングストレートの青い髪と、眼鏡が特徴。真面目に仕事をこなすクールビューティで、暴走したり頻繁に仕事を溜めるはなの叱り役。一方で、何かと彼女を気にかける世話焼きな面もある。実は“隠れオタク”で、学生時代に自分を主人公とした魔法少女ものの同人漫画を描いてコスプレもしていた“黒歴史”を、当時からの親友であるはなに事毎に触れられては肝を冷やす。
原木つぐみ(はらき つぐみ)
声;早見沙織
新入社員にして、新人編集者。茶色い髪を右側頭部でポニーテールにまとめている。元気いっぱいの性格で、仕事にも一所懸命取り組むが、何故か失敗も多い。また、底なしの食いしん坊で、ドーナツを何箱も平らげるなど、度々大食いぶりを発揮しては周囲を驚かせ、または呆れさせる。編集部きっての常識人である反面、暴走しがちなお調子者でもある。
西島りんご(にしじま りんご)
声;矢作紗友里
つぐみ同様に新入社員で、新人編集者。波打つ金髪に赤いリボンを着け、桃色の服を着ている。机にたくさんのぬいぐるみを飾るなど、浮世離れした独特の雰囲気を放つ、編集部のマスコット的存在。しかしながら、部内で最も優秀な編集者でもある。幼い頃に自作した「クマネコ」という名前のぬいぐるみを、いつも大事にしている。
藤森しのぶ
中堅レベルの漫画家。「コミック アース・スター」にて『改造人間 坂本龍馬』を連載中。仕事は丁寧で人当たりも良い美人女性だが、人と会う以外はジャージで過ごす、アシスタントが居ないと部屋を一日でゴミだらけにする、放っておくと食事もろくに摂らない、など、生活力に欠ける面もある。

書誌情報

テレビアニメ

2013年に放送予定。制作は動画工房[6]

脚注

  1. ^ a b 創刊!コミック アース・スター編集会議”. HiBiKi Radio Station. 2012年6月2日閲覧。
  2. ^ 藤原カムイら執筆!新雑誌コミック アース・スター今冬創刊”. コミックナタリー (2010年8月18日). 2012年5月28日閲覧。
  3. ^ 中原麻衣、早見沙織らが4人の声優が1人5役に挑戦!?「月刊コミック アース・スター7月号」付録ドラマCD出演のキャスト陣よりコメント到着!”. アニメイトTV(フロンティアワークス) (2011年6月16日). 2012年6月2日閲覧。
  4. ^ 音泉トピックス「創刊! コミック アース・スター編集会議 創刊記念スペシャル」”. 音泉 (2011年3月11日). 2012年6月2日閲覧。
  5. ^ 「月刊コミック アース・スター」新創刊!表紙、巻頭グラビア、豪華付録に“スフィア”登場”. ZAKZAK「アニメ☆ゲーム」(株式会社スコップ・ミュージック) (2011年3月2日). 2012年5月28日閲覧。
  6. ^ a b まんがーる! : 13年にテレビアニメ化決定 原作マンガのタイトルも改題”. まんたんウェブ(毎日新聞) (2012年5月7日). 2012年5月28日閲覧。
    マンガ編集者のゆるい日常描く「まんがーる!」TVアニメ化”. コミックナタリー (2012年5月7日). 2012年5月28日閲覧。
    Mangirl! Manga About Editors' Lives Gets TV Anime” (English). カナダの旗ANIME NEWS NETWORK (2012年5月7日). 2012年6月2日閲覧。
  7. ^ コミックス(コミック アース・スター ONLINE)”. アース・スター エンターテイメント. 2012年5月28日閲覧。

注釈

  1. ^ a b c 2名の原作者については単行本にて触れられるが(第1巻p.5「漫画ができるまで」、p.118「初期設定&原作者コメント」)、公式サイトはじめ一般には玉岡かがりを著者とし、キャラクター原案のヤスのみ併記する。
  2. ^ はな編集長らは、掲載誌そのものの編集者として扱われる場合もあるが(創刊準備号「コミケ限定Ver.」p.36「編集後記」など)、作中誌では架空の漫画家であるしのぶの作品が連載されるなど、現実の掲載誌とは異なる点があるため、本項では別の雑誌として扱う。
  3. ^ 武装中学生2045』の挿絵などで知られるイラストレーター。

外部リンク