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2009年8月7日 (金) 10:21時点における版

マリオ・ハース
名前
ラテン文字 Mario HAAS
基本情報
国籍  オーストリア
生年月日 (1974-09-16) 1974年9月16日(49歳)
出身地 グラーツ
身長 182cm
体重 82kg
選手情報
在籍チーム オーストリアの旗 SKシュトゥルム・グラーツ
ポジション FW
背番号 11
利き足 右足
代表歴
1996-2007 オーストリアの旗 オーストリア 43 (7)
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マリオ・ハース(Mario Haas、1974年9月16日-)は、オーストリアグラーツ出身のサッカー選手。ポジションはFWオーストリア代表として1998 FIFAワールドカップに出場した経験を持つ。

略歴

1993年オーストリア・ブンデスリーガに属すSKシュトゥルム・グラーツに入団。その後、グラーツの監督に就任したイヴィツァ・オシムの指揮の下、イヴィツァ・ヴァスティッチ(後に名古屋グランパスでプレー)と共にゴールを量産し、グラーツの黄金時代を築くメンバーの一人となった(一時期、フランスRCストラスブールにも所属)。

UEFAチャンピオンズリーグ本大会、UEFAカップ本大会、1998年FIFAワールドカップ・フランス大会等への出場を果たしたハースは、恩師であるオシム監督に誘われ2005年からはJリーグジェフユナイテッド市原・千葉でプレー。

2006年ナビスコカップ決勝で負った靭帯負傷(前十時靭帯損傷)の治療の為、11月14日にオーストリアに帰国。結果的にそのままジェフユナイテッド市原・千葉を退団となった。 その後、2007年に古巣のSKシュトゥルム・グラーツに復帰。

プレースタイル

  • かつてジェフ市原(現千葉)に所属した崔龍洙とは対照的なタイプのFWで、最前線でプレーするより下がり目のポジションでボールを受け、中盤でタメをつくることを得意としている。自ら強引にシュートまで持ち込むというより、チームプレーに徹して味方のチャンスを演出することをいとわない。その能力のおかげで、当時は主力ではなかった巻誠一郎がJリーグで2桁ゴールをあげる事が出来たといっても過言ではない。
  • 判断力に長け、足も速く、両足どちらからでも強烈なシュートを打つことができる。簡単なシュートを外してしまうことがあるのでゴール量産とはならないが、難易度の高い、華麗なゴールで見る者を魅了する。
  • 試合中、ここぞというときに淡白なプレーをすることが少なくない。また、審判の判定に執拗に異議を唱えたり、相手選手へのラフプレーもやや目立つ。

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
オーストリア リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
1993-94 グラーツ ブンデスリーガ 28 5
1994-95 グラーツ ブンデスリーガ 34 13
1995-96 グラーツ ブンデスリーガ 35 12
1996-97 グラーツ ブンデスリーガ 14 1
1997-98 グラーツ ブンデスリーガ 36 17
1998-99 グラーツ ブンデスリーガ 32 17
フランス リーグ戦 F・リーグ杯フランス杯 期間通算
1999-00 ストラスブール ディヴィジョン・アン 16 1
2000-01 ストラスブール ディヴィジョン・アン 11 2
オーストリア リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2000-01 グラーツ ブンデスリーガ 14 4
2001-02 グラーツ ブンデスリーガ 30 12
2002-03 グラーツ ブンデスリーガ 20 6
2003-04 グラーツ ブンデスリーガ 34 10
2004-05 グラーツ ブンデスリーガ 16 7
日本 リーグ戦 ナビスコ杯天皇杯 期間通算
2005 千葉 10 J1 25 6 2 0 2 1 29 7
2006 千葉 10 J1 23 5 8 5 0 0 31 10
オーストリア リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2006-07 グラーツ ブンデスリーガ 15 4
2007-08 グラーツ ブンデスリーガ
2008-09 グラーツ 11 ブンデスリーガ
通算 オーストリア
フランス ディヴィジョン・アン 27 3
日本 J1 48 11 10 5 2 1 60 17
総通算

備考

  • SKシュトゥルム・グラーツ時代、ときおり魅せるスーパープレーから「スーパー・マリオ」と命名された。
  • 「史上最強の助っ人」と称された崔龍洙京都パープルサンガジュビロ磐田へと移籍し、さらに村井慎二も磐田へ移籍してしまったとき、「ジェフの得点パターンを(磐田に)丸ごと持っていかれた」とサポーターの憤激は絶えなかったが、その移籍後に加入したハースのプレイスタイルの方が千葉のサッカーには適していたと言えなくもない。しかし、贅沢な望みを持つファンは、「崔とハース、さらにが揃っていたら」と考えた。