「ダイハツ・ラガー」の版間の差分

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2008年11月26日 (水) 07:34時点における版

ラガー

ラガー(RUGGER)とは、ダイハツ工業が造っていたSUVタイプの自動車である。

概要

タフトフルモデルチェンジにあたり、名称を変更。

タフト同様、ラダーフレームに、4輪リーフスプリングリジッドアクスル足回りを持つ本格四輪駆動車だが、ボディサイズを一廻り大きくし、スタイルも洗練されたものに変更され、より乗用車らしくなった。

ボディはタフトと同じ2ドアの幌タイプバンタイプのメタルトップ、FRPハードトップを持つレジントップの3タイプだが、レジントップのみホイールベースが長い。燃料給油口はロッキーと同様、右側にある。

タフト同様、トヨタ自動車ブリザードの名でOEM供給された。

ターボ車、乗用車登録のワゴン、オーバーフェンダー車の追加、さらにはサスペンションの変更と3ナンバー車の設定など、さまざまな改良を加えられた。しかし、ディーゼル、4ドア、ATが人気の鍵となった国内市場において、3ドアのみでATの設定が最後まで無かったことで、ライバル車の台頭とともに販売台数が伸び悩み、テリオスにその座を譲る形で、ロッキーと共に生産終了となった。

エンジン・トランスミッション

エンジンはDL型2800ccディーゼルエンジンのみで、ガソリンエンジンは用意されなかった。トランスミッションも5速フロアMTのみである。

海外

ベルトーネ・フリークライマー
写真はヘッドランプが同径となった
フリークライマー2

欧州などではロッキーの名称が使われている。

また、アジア市場ではタフトの名が使われており、ロングホイールベースのピックアップや、そのキャブシャーシを利用した、車体メーカー製の4ドアワゴンがラインナップされている。

1989年には、イタリアのベルトーネとライセンス契約を結ぶ。2.5Lターボディーゼル、2.0Lと2.7Lガソリン、全てBMW直列6気筒エンジンを積み、ベルトーネで組み立てられ、フリークライマーとして販売された。ターボディーゼルは少数ながら日本へも正規輸入され、販売された。



歴史

初期型メタルトップ
写真は欧州向けロッキー
  • 1984年4月 タフトのフルモデルチェンジ版として登場。
  • 1984年9月 97馬力にパワーアップをしたターボ車の追加。
  • 1985年9月 後席シートを大きく。広くしたワゴン登場
  • 1987年9月 マイナーチェンジ。ヘッドランプを丸形から角形は変更。
  • 1989年10月 オーバーフェンダーを装備したプリオール・ロードスターを追加。全幅は1700 mm 未満で5ナンバーのまま。
  • 1990年11月 マイナーチェンジ。フロントグリル形状を変更し、大型化。ターボ車はインタークーラー付で115馬力へパワーアップ。
  • 1993年4月 マイナーチェンジ。サスペンションを、4輪リーフスプリング+リジッドアクスルから、フロント、トーションバースプリング+ダブルウィッシュボーン、リア、コイルスプリング+5リンク リジッドアクスルに変更。最上級モデルはダイハツ初の3ナンバー車となる。ターボのみの設定となり、幌を含む商用モデルが全廃された。
  • 1997年4月 生産終了

関連項目