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*[[動物の愛称一覧]]
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*[[話題になった動物一覧]]
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*[[パナウェーブ研究所]] 「タマちゃんのことを想う会」を称する活動
*[[槇文彦]] [[幕張メッセ]]・[[テレビ朝日]]などを設計した[[建築家]]。
*[[パナウェーブ研究所]]
*[[FNNスーパーニュース]] タマちゃん報道を最も大きく取りあげたと思われる番組
*[[FNNスーパーニュース]] タマちゃん報道を最も大きく取りあげたと思われる番組
**[[黒住祐子]] 2002年の新語・流行語大賞受賞者の一人(上記番組のリポーター)
**[[黒住祐子]] 2002年の新語・流行語大賞受賞者の一人(上記番組のリポーター)

2008年3月6日 (木) 07:54時点における版

タマちゃんは、2002年東京多摩川に現れたオスアゴヒゲアザラシの愛称である。

概要

2002年、多摩川の丸子橋付近に出現。新聞やニュース等でも取り上げられ、話題となった。その後、神奈川県横浜市港北区鶴見川大綱橋付近や西区帷子川横浜駅近くなどに出没。 当時、鶴見川は全国でも屈指の汚染された河川であり、市民から大丈夫かという不安の声も出たが、それ自体は杞憂に終わった。むしろ市民の関心が薄かった都市河川東京湾の状況に関心を持たせる効果を生んだ。

タマちゃんはアゴヒゲアザラシの迷入個体だったが、結局無理な捕獲はショック死させる可能性が高いため、あえて静観という対応がとられた。これが、漁業が基幹産業の地域やまた市民が容易に触れられる状況であれば対応が変わったと考えられる。また野生のアザラシに近づくのは危険だという側面もある。

これ以降、宮城県本吉郡歌津町(現在の南三陸町)に出没したウタちゃんなどアザラシ追っかけブームが起こり、2002年新語・流行語大賞では、年間大賞に選出されている(受賞者は佐々木裕司・黒住祐子)。

その後、埼玉県朝霞市荒川にも出没した。また、2004年7月にはタマちゃんは海に還ったという報道もされている[1]が、その行方は定かではない。

鶴見川に現れた頃、横浜市より特別住民票を与えられ西区民となった。登録氏名は西玉夫(にし たまお)。なお、住民票発行の根拠となる法律は存在せず、法的には市町村や特別区が配付する広報印刷物の一種にすぎない。これに関して、在日外国人20人が「動物を住民登録するのなら私たち人間にこそ住民票を」と抗議行動を行う一幕もあった[2]

タマちゃんが確認された期間と河川

タマちゃんを題材にした歌

脚注

  1. ^ 2004年7月14日付読売新聞より
  2. ^ http://www.47news.jp/CN/200302/CN2003022201000257.html

関連項目

外部リンク