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:最終的に力を取り戻すと、大きく立派な白龍の本来の姿を見ることができる。 |
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:運命の迷宮では、成長後の姿で現代社会に来る。また彼は一人だけ洋服ではなく中国服のような服を着用。 |
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:誕生日:5月10日。血液型:AB型。年齢:18歳。身長:163㎝ |
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:五行属性は水。象徴物は馬酔木(あせび)。イメージカラーは紺桔梗。 |
:五行属性は水。象徴物は馬酔木(あせび)。イメージカラーは紺桔梗。 |
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:地の白虎・梶原景時の妹。若い身ながら[[尼僧]]。 |
:地の白虎・梶原景時の妹。若い身ながら[[尼僧]]。異世界に迷い込んだ主人公に優しく様々なアドバイスをくれる、姉のような存在。前2作の黒龍の神子とは異なり、初めから主人公に親しく接してくれる。また、彼女の名前は新月を意味し、デフォルトの主人公の名前である「望美」とは対になっている。 |
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:戦闘では扇を使用し、舞を舞うように華麗に敵を倒す。また主人公に舞を教えるのも彼女。 |
:戦闘では扇を使用し、舞を舞うように華麗に敵を倒す。また主人公に舞を教えるのも彼女。 |
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{{SpoilerH|梶原朔}} |
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:愛する黒龍の消滅を期に、現在は[[尼僧]]となっている。武家の女として大変優秀な少女で、尼僧になったことを悔やまれた。 |
:愛する黒龍の消滅を期に、現在は[[尼僧]]となっている。武家の女として大変優秀な少女で、尼僧になったことを悔やまれた。 |
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:運命の迷宮では、今まで着物姿しか見れなかった彼女の服装の変化をいくつか見ることができる。 |
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2007年9月19日 (水) 00:09時点における版
遙かなる時空の中で3 | |
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ゲーム:遙かなる時空の中で3 遙かなる時空の中で3 十六夜記 遙かなる時空の中で 運命の迷宮 | |
ゲームジャンル | 恋愛アドベンチャー |
対応機種 | PS2 |
開発元 | コーエー |
キャラクターデザイン | 水野十子 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2004年12月22日 2005年9月22日(十六夜記) 2006年3月23日(運命の迷宮) |
その他 | Best版及びプレミムBOX版もあり |
漫画 | |
作者 | 水野十子 |
出版社 | 白泉社 |
掲載誌 | LaLa2005年11月号 |
巻数 | 「遙かなる時空の中で」11巻に収録 書き下ろしおまけ漫画も収録 |
テンプレート - ノート |
『遙かなる時空の中で3』(はるかなるときのなかで3)は、2004年12月22日にコーエー(ルビーパーティー)から発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。
概要
前作より約100年後の世界が舞台。前作は「院政期」を模して作られたが、今作は源平合戦の時代を舞台に作られている。
「運命上書き」という過去をやり直せるシステムの採用、歴史上の人物を中心に展開するストーリー、恋愛EDに至るまでの個別ルート化、など前2作とは大きく異なった内容となっている。
外伝要素のあるファンディスクとして、2005年の9月に『遙かなる時空の中で3 十六夜記』が発売、2006年3月に本編の大団円ED後の話として現代を舞台にした『遙かなる時空の中で3 運命の迷宮(ラビリンス)』が発売された。
また、2007年12月にキッズステーションにて、特別編『遙かなる時空の中で3 紅の月』のテレビアニメ化が決定している。
歴史
- 遙かなる時空の中で3
- 2004年12月22日発売。プレイステーション2用ソフト。
- 遙かなる時空の中で3 十六夜記
- 2005年9月22日発売。プレイステーション2用ソフト。
- 遙かなる時空の中で3 運命の迷宮(ラビリンス)
- 2006年3月23日発売。プレイステーション2用ソフト。
ストーリー
ある雨が降る冬の日。学校で風変わりな姿の少年と出会った主人公は、その場に偶然居合わせた幼馴染の同級生・有川将臣とその弟・有川譲と共に、平安時代末期に似た世界へと飛ばされてしまう。 時は正に源平合戦の真っ只中。源頼朝率いる源氏は平家と戦をするが、この世界の平家は既に死んだはずの平重盛が率いており、更に、源氏に勝つために怨霊を生み出していた。 主人公は、自らが怨霊を封印する力を持つ白龍の神子であり、怨霊を封じて龍神の力を高めなければ元の世界へは帰れない、と知らされ、怨霊を封印するため源氏と共に行動することとなる。
ゲームシステム
前作の『遙かなる時空の中で』及び『遙かなる時空の中で2』との大幅な違いは、以下の点が見られる。
- 運命の上書きシステム
- 主人公は、ゲーム中に白龍から時空を越える力を授かることができ、これにより今まで経験した物語の冒頭に遡ることができる。また特定のルートでは、主人公の意思と関係なく、更に過去の時空へと飛ばされることもある。
- 上書きすると、表示される選択肢の内容や数が変化し、選んだ結果次第で、特定の人物の行動や運命を変えることもできる。
- 絆の関
- 今作の仲間にも、攻略上突破する必要がある複数の心の壁が存在する。特定のイベントによってそれを解放し、信頼度を順に満たしていかないと、最大の信頼は得られなくなっている。
- 仲間の特技の習得
- 戦闘で敵を倒すと、倒した敵の属性によって、龍神の力を五行に割り振られた数値で取得可能。その数値は、主人公及び同行中の仲間に分け与えることができ、これにより仲間は新たな特技を習得したり、既に習得している特技のレベルを上げることができる。レベルが高いほど、比例して効果も上がる。
- また仲間の特技は、マップ移動中と戦闘中のみしか使うことができない。
- 特技は攻撃系・攻撃支援系・回復系・移動中のみ使えるものなど様々あり、どれも各々の性格を表している。
- 戦闘や移動には直接関係ないが、主人公以外は「ささやき」という特技も覚えられる。
- 戦闘における円陣の採用
- 同行している仲間を、主人公を中心とした円陣に組ませることができる。最大で8人、主人公の周りに配置することが可能で、戦闘に参加できるのは主人公を含めて最大で4人。この円陣は戦闘中なら自分のターンにのみ回転させて、戦闘に参加するキャラクターを交代させることができる。
- 戦闘中以外ならば円陣の配置を変更することが可能。
- 主人公との合体技の他にも、主人公を除く戦闘に参加している仲間同士で、協力技が使える。
- 協力技と合体技
- 前述のように主人公と特定の仲間、または特定の仲間同士で、通常の攻撃よりも強力な技を使うことができる。
- 通常の協力技はそれぞれの五行の属性によって決まる。主人公との合体技は信頼度が大きく関わっており、信頼度が一定値に達していないと出すことができない。物語を進めていくと同時に習得する協力技もあり、それは特定の仲間同士でなければ発動しない。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物
これまでの遙かシリーズ同様、第一作目の担当声優とそのキャラクターの性格・設定を継承している。一部新規追加キャラや設定が消滅したキャラについても、一作目からの継承が存在する。
主人公
- 春日望美(かすが のぞみ)(声:川上とも子)
- 主人公。白龍の神子。17歳(設定した誕生日によっては16歳)。出身;神奈川県鎌倉市。160cm。
- 象徴物は沙羅双樹(ナツツバキ)。イメージカラーは一斤染(いっこんぞめ)。
- シリーズ初の剣を持って戦う神子。そのせいか従来の神子よりも凛として勇ましい。鎌倉に住む現役女子高生。腰まで掛かるくらいの紫色のロングヘアーに、緑色の目をしている。性格は選択肢によって大幅に変わるが、喜怒哀楽は年頃の少女そのもの。一人っ子であり、自宅の部屋は可愛らしいインテリアになっている。
- デフォルトの名前である「望美」は満月を意味し、黒龍の神子である「朔(=新月)」と対になっている。
- 戦闘時は両刃タイプの細身の剣を使用。また、この剣は白龍が授けてくれたものである。
八葉
天の八葉
- 有川将臣(ありかわ まさおみ)(声:三木眞一郎)
- 天の青龍。出身;神奈川県鎌倉市。
- 誕生日:8月12日。年齢:21歳。血液型:A型。身長:183cm。
- 五行属性は木、八卦は巽。宝玉の位置は『左耳上部』。象徴物は泰山木。イメージカラーは赤紅。
- 天の白虎・有川譲の兄。主人公と同級生で幼馴染。大らかで面倒見がよく、義理堅い。子供の頃に盲腸にかかったことがある。異世界に行く前から、周囲より一歩先に進んで物事を片付けようとする兄貴肌。また「ラッキー」「オッケー」などを頻繁に口にする癖がある。
- 戦闘時に使用する武器は、大きな青龍刀。それ故に攻撃力は高い。
- 主人公と幼馴染にもかかわらず、異世界で再会した彼が21歳になっているのは、主人公と譲と逸れ、一人3年前の異世界に飛ばされてしまったため。
- その際、彼は平家に助けられ、またその容姿が亡き平重盛に似ていたことから、重盛の代わりとして、救ってくれた平家への恩返しも込めて、還内府として生きている。史実と同じく平家が滅びないように、戦場では史実の裏をかいた指揮を取る。
- 譲同様、彼も星の一族の末裔である。
- 運命の迷宮において、彼は21歳の姿のままで元の世界に返ってきてしまったため、学校には行けずにいる。
- ヒノエ (声:高橋直純)
- 天の朱雀。出身;熊野(異世界)。
- 誕生日:4月1日。年齢:17歳。血液型:B型。身長:170㎝。
- 五行属性は火、八卦は離。宝玉の位置は『額』。象徴物は紅花。イメージカラーは紅緋。
- 熊野水軍に属している。軟派で女性好き。主人公を「神子姫」と呼ぶこともある。八葉の中では年が二番目に若いが、先の先まで見据える大人びた少年で、冷静に判断を下す。明るく社交的な言動に、時折鋭い皮肉が混ざる。また年の割には幅広い情報網と人脈を持つ。
- 地の朱雀・武蔵坊弁慶の甥で、天の玄武・平敦盛とは幼馴染。地の青龍・源九郎義経とも従兄弟の関係にある。
- 戦闘時にはジャマダハルを両手に装備する。彼特有のトリッキーな特技も習得できる。
- 実は、彼こそが熊野別当と熊野水軍頭領を兼任する者であり、本当の名前は藤原湛増。神職。情報網と人脈が豊かなのはそのためであり、情報を探るために自ら各地に潜入することもある。源氏にも平家にもつかない言動が多いのは、彼が守るべき熊野の為に考えた結果の立ち振る舞いでもある。
- 運命の迷宮において、ヒノエは八葉の中でも素早く現代にすぐに馴染んでしまった。彼の適応能力の高さが実感できる。
- 有川譲(ありかわ ゆずる) (声:中原茂)
- 天の白虎。出身:神奈川県鎌倉市。
- 誕生日:7月17日。年齢:16歳。血液型:O型。身長:180㎝。弓道部に所属。
- 五行属性は金、八卦は乾。宝玉の位置は『右首筋』。 象徴物は菫。イメージカラーは青碧。
- 天の青龍・有川将臣の弟。主人公の幼馴染で、幼い頃から主人公に片思いしている。心配性で口煩いが、主人公にはどこか甘いところもある。異世界の源平時代の京においても、現代の料理を難なく作れるほどの料理の腕前を持つ。また味も一級品。歴代の天の白虎と同じく、彼もまた眼鏡を掛けている。ただ、視力が極度に悪いということはない。
- 戦闘時には弓矢を用い、後方の敵にも攻撃ができる。また「お弁当」という全体回復の特技も魅力の一つ。
- 星の一族の末裔であり、今は亡き祖母(異世界からやってきた一族の姫)の形見である宝玉を持っていた。
- 控えめな性格に見えるものの、譲のルートでは、かなりの嫉妬深さが描写されている。
- 強くなって主人公を守るとの思いから、弓の名手と謳われる那須与一に自ら弟子入りを志願した。
- 運命の迷宮において、譲は現代社会に慣れない面々のフォローに回ることが多くなる。また八葉等は有川家に居候することになる。
- 平敦盛(たいら の あつもり) (声:保志総一朗)
- 天の玄武。出身;京(異世界)。
- 誕生日:5月28日。年齢:18歳。血液型:A型。身長:165㎝。
- 五行属性は水で、八卦は坎。宝玉の位置は『左の掌』。象徴物はアツモリソウ。イメージカラーは蘇芳。
- 名前からわかるように平家であり公達。平清盛の甥にあたり平経正の弟。口数が少なく大人しい。時間さえあれば笛を奏でる。愛でている笛の名は「青葉」。天の朱雀・ヒノエとは幼馴染。また地の朱雀・武蔵坊弁慶とも面識がある。控えめな性格をしているが、いざという時の行動力は実に男性らしい。
- 戦闘時には杖を用いて戦う。一見非力な印象の彼だが、力を解放した時の攻撃力はかなり高い。
- 実は、平家によって最初に生み出された怨霊。怨霊であることに後ろめたさを感じ、また同族である平家と戦うことにも苦悩する。本来は巨大で禍々しい角の生えた牛人と呼ばれる異形の姿をしているが、鎖で自分を戒め、人間の形を保っている。
- 運命の迷宮において、敦盛は長かった髪を切ってしまう。また図書館で一人静かに過ごすことが多い。
地の八葉
- 源九郎義経(みなもと の くろうよしつね)(声:関智一)
- 地の青龍。
- 誕生日:11月9日。年齢:22歳。血液型:O型。身長:179㎝。
- 五行属性は木で、八卦は震。宝玉の位置は『左肩』。象徴物は桐。イメージカラーは瑠璃色。
- 鎌倉殿こと源頼朝の弟。小さい頃の幼名は牛若丸。真っ直ぐで飾り気がなく、人を信じて疑わない性格をしている。
- 兄である頼朝を心から尊敬し、兄のため、源氏のために尽力している。その性格ゆえか、若干融通が利かないところもあるが、根は優しく素直な青年。
- 戦闘時は史実のように日本刀を駆使する。また腕前は折り紙つき。
- 兄を敬愛し信じきっているため、史実通りに事を進めると悲劇が待っている。
- 彼の宝玉は常に服で隠れていてなかなか見ることはできないが、『十六夜記』のあるイベントで見ることができる。
- 運命の迷宮では、現代に馴染めずに様々な文明の利器に驚き、また戸惑ってしまう彼を見ることができる。
- 武蔵坊弁慶(むさしぼう べんけい) (声:宮田幸季)
- 地の朱雀。出身;熊野(異世界)。
- 誕生日:2月11日。年齢:25歳。血液型:A型。身長:175㎝。
- 五行属性は土、八卦は坤。宝玉の位置は『右手の甲』。象徴物は紫陽花。イメージカラーは鶸萌黄。
- 源氏の軍師であり薬師。的確な意見で軍を導き、戦闘後に負傷した兵士を救護する役割。博識で常に笑みを絶やさず物腰穏やかだが、心の内を誰にも見せない。九郎の腹心であり、戦友。天の朱雀・ヒノエの叔父。大量の本や巻物などを昼夜問わずに読んでいたためか、少し視力が弱い。
- 戦闘では薙刀を使用。また彼の特技の中には、薬師らしく仲間を回復するものがある。
- ルートや選択肢によっては、彼がかつて行ってきた所業が明らかになる。
- 昔は今よりも行動が荒れていたために、周囲から「荒法師」と呼ばれた時期もあった。
- 天敵の平家の筆頭・清盛と面識があるのは、過去、潜入した時に会った経験からである。
- 運命の迷宮でも、いきなり接触するようになった現代社会に対しても彼は冷静さは失っていない。
- 梶原景時(かじわら かげとき) (声:井上和彦)
- 地の白虎。出身;鎌倉(異世界)。
- 誕生日:3月5日。年齢:27歳。血液型:AB型。身長:186㎝。
- 五行属性は金、八卦は兌。宝玉の位置は『鎖骨の間』。象徴物は辛夷。イメージカラーは松葉色。
- 黒龍の神子・梶原朔の兄。源頼朝の腹心の部下であり、陰陽師にして軍奉行の青年。やや軽薄で頼りないが、仲間思いで気配り上手。発明が好きで、時折傑作を生み出す。洗濯が好き。また彼が使役する式神は、サンショウウオなど、少し動きが鈍い。仲間や母・妹を大事に思う反面、武家の者としての大儀を重視しなくてはいけないジレンマがある。
- 戦闘では自作の銃を使用。またこれは陰陽術をかけて攻撃をする。譲同様、後方の敵に攻撃ができる。
- 前述した通り、あくまでも源頼朝の部下であり九郎の部下ではないことが、後々に大きく影響する。頼朝に従うように、その妻である北条政子にも忠実に従っている。
- ある出来事により一度宝玉を失ったが、そのときには宝玉の周りにあった刺青(黒龍の神子を血縁に持つ歴代の地の青龍と同様)も消えている。
- 運命の迷宮では、発明好きの彼にとっては現代社会はとても楽しめる世界のようで、様々なものに興味を示している。
- リズヴァーン(Ridvan) (声:石田彰)
- 地の玄武。出身;倶梨伽羅峠(異世界)の鬼の隠れ里。
- 誕生日:1月9日。年齢:34歳。血液型:B型。身長:193㎝。
- 五行属性は土、八卦は艮。宝玉の位置は『右目の下』。象徴物は曼珠沙華(彼岸花)。イメージカラーは梔子色。
- 鞍馬山の天狗や鬼とも呼ばれている鬼の一族で、九郎と主人公の剣の師匠。一見、寡黙で冷たい印象を受ける。しかし主人公を見守り、時には優しく時には厳しく指導している。シリーズに登場する鬼の一族が使う、姿を消したり一瞬で移動したりする能力(隠形)を、彼も受け継いでいる。八葉の最年長ということもあり、とても落ち着いていて、仲間達に様々な助言をする。
- 戦闘では黒い大きなシャムシールを使用。また、ゲーム中で特に使う描写はないが、足にも小さなナイフを所持している。
- 先を知っているかのような言動が多いのは、主人公と同じく、時空を超える能力を齎す逆鱗を持っているからである。
- 幼い頃に顔に負った大きな火傷を隠すために、目の下から首まで覆い隠すマスクをしている。
- 運命の迷宮では、彼は何かを悟ったかのようで再び単独行動をすることが多くなる。
龍神関係者
- 白龍(はくりゅう)(声:成長前大谷育江/成長後置鮎龍太郎)
- 主人公を召喚した白龍。力を失い、人の姿をしている。身長:130cm(成長前)/185cm(成長後)
- 五行属性は火。象徴物は南蛮煙管(なんばんぎせる)。イメージカラーは瓶覗(かめのぞき)。
- 力を失い龍の姿を保てなくなったため、人の姿となった龍神。神子である主人公を一途に慕っている。成長前は、少女にも見える可愛らしい容姿をしている。また言葉もたどたどしい。成長後は、他の八葉にも引けをとらない逞しく美しい青年になり、身長も一気に伸びる。
- 戦闘では気を飛ばすので後方の敵も攻撃可能。成長前と成長後では、能力値が変化する。
- 最終的に力を取り戻すと、大きく立派な白龍の本来の姿を見ることができる。
- 運命の迷宮では、成長後の姿で現代社会に来る。また彼は一人だけ洋服ではなく中国服のような服を着用。
- 梶原朔(かじわら さく)(声:桑島法子)
- 主人公の対となる黒龍の神子。出身;鎌倉(異世界)。
- 誕生日:5月10日。血液型:AB型。年齢:18歳。身長:163㎝
- 五行属性は水。象徴物は馬酔木(あせび)。イメージカラーは紺桔梗。
- 地の白虎・梶原景時の妹。若い身ながら尼僧。異世界に迷い込んだ主人公に優しく様々なアドバイスをくれる、姉のような存在。前2作の黒龍の神子とは異なり、初めから主人公に親しく接してくれる。また、彼女の名前は新月を意味し、デフォルトの主人公の名前である「望美」とは対になっている。
- 戦闘では扇を使用し、舞を舞うように華麗に敵を倒す。また主人公に舞を教えるのも彼女。
- 愛する黒龍の消滅を期に、現在は尼僧となっている。武家の女として大変優秀な少女で、尼僧になったことを悔やまれた。
- 運命の迷宮では、今まで着物姿しか見れなかった彼女の服装の変化をいくつか見ることができる。
源氏
- 源頼朝(みなもと の よりとも) (声:石井康嗣)
- 38歳。血液型:AB型。183cm。
- 象徴物は笹竜胆紋。イメージカラーは白。
- 源氏の棟梁であり、九郎(義経)の兄。冷たく厳しい性格。優れた統率能力を持っているものの、その思考は野心に満ちており、目的のためならいかなる手でも使う。
- 妻である政子に茶吉尼天が憑いていることを、彼は知っている。その上で傍に置き、支え合っている。目的を成し遂げるために、自分を慕う弟をことごとく利用し、命を奪うことも辞さない。
- 北条政子(ほうじょう まさこ) (声:川村万梨阿)
- 出身;鎌倉(異世界)。
- 28歳。血液型:O型。158cm。
- 五行属性:土。象徴物は笹竜胆紋。イメージカラーは白。
- 源頼朝の妻で、頼朝の野望を支える女性。夫である頼朝を深く愛しており、穏やかだがどこか怖い印象を受ける。その身に人ならざる特別な力を持っているが、平時は内側に秘め、優しく慈愛深く接する。
- 彼女に憑いている存在の正体は「茶吉尼天」という異国の神。生けるものを「食べ」て自らの力とする。茶吉尼天は、討ち払われた外国から逃げた先の日本で、北条家の令嬢である政子に憑き同化した。
平家
- 平知盛(たいら の とももり)(声:浜田賢二)
- 出身;京(異世界)。
- 誕生日:9月23日。年齢:25歳。血液型:B型。身長:183㎝。
- 五行属性は金。象徴物は赤い芥子。イメージカラーは猩猩緋(しょうじょうひ)。
- 退廃的な雰囲気の平家の武将。戦の高揚感を好んでいる。自ら戦場に赴く主人公の剣技に心惹かれ、興味を示し執着する。非戦闘時はじつに気だるそうで、何に関してもあまりやる気が窺えない。両目の下に個性的な模様がある。また普段着も公家とは思えない着崩し方をしている。
- 戦闘においては二刀流の使い手。
- 怨霊である平家武将が多い中、彼は生粋の平家の者でありながら怨霊ではなく、生身の人間。公家らしく舞も舞える。しかも、見る者(特に女性)の目を奪うほどに上手い。主人公を「獣のような女」と称して気に入っている。
十六夜記においてのみ攻略可能。 Template:SpoilerF
- 平経正(たいら の つねまさ) (声:花輪英司)
- 天の玄武・平敦盛の兄。穏やかで優しい性格。
- 平家の将ではあるが、できれば戦いは避けたいと思っており、誰よりも強く和議を望む平和主義者。弟の敦盛同様に、彼も楽を愛でている。彼は琵琶を演奏し、琵琶の名は「青山」。
- 戦闘では杖を使う。
- 実は、彼もまた平家に作られた怨霊である。弟の敦盛を心配する思いが、この世に執着する原因となった。しかし惟盛のように、生前と性格が変わってしまったり(後述参照)、暴走することはない。
- 平惟盛(たいら の これもり)(声:松田佑貴)
- 平家の将。滅びを美しいと感じ、その美学を体現するためには手段を選ばない残忍さを持つ。
- 戦闘時には常に持っている杓で突いてくる。また「鉄鼠」(てっそ)という怨霊の動物を従えている。
- 彼も平家に作られた怨霊である。生前は今とは違い、穏やかな性格で人と接して花を愛でる、優しい公達だった。
十六夜記に登場する人物
- 銀(しろがね)(声:浜田賢二)
- 誕生日:9月24日。年齢:24歳。血液型:B型。身長:183㎝。
- 五行属性:金。象徴物は白い芥子。イメージカラーは銀色(しろがねいろ)。
- 記憶をなくし、奥州平泉の藤原泰衡の下に郎党として仕えている。控えめで気品があり、洗練された青年。泰衡の命により、白龍の神子である主人公に付き従う。髪の色や背丈、顔立ちなど、壇ノ浦で死亡した平家の将・平知盛によく似ている。
- 戦闘時は方天戟という柄が長い斧を使用する。身長並みに大きな武器を軽々と扱い、全体を攻撃する特技も覚える。
- 藤原泰衡(ふじわら の やすひら)(声:鳥海浩輔)
- 年齢:22歳。血液型:B型。身長:180cm。
- 五行属性:水。象徴物は下がり藤。イメージカラーは金・黒。
- 秀衡の息子で、奥州藤原氏の総領。銀の主で九郎の友人である。眼光鋭く、合理的で怜悧な青年。常に眉間に皺を寄せ、稀に見せる微笑みも皮肉の色が濃い。白龍の神子である主人公に慇懃に接するが、突き放すような言動をとることがある。
- 陰陽道に通じ、呪術的なことにも造詣が深い。
- 藤原秀衡(ふじわら ひでひら)(声:室園丈裕)
- 年齢:63歳。身長:175cm。
- 象徴物は下がり藤。イメージカラーは黒・金。
- 奥州藤原氏の当主。泰衡の父。懐の広い人物で、かつて九郎を平泉にかくまった。九郎にとっては父親のような人物。鎌倉方に追われた主人公達を暖かく平泉に迎え入れる。一見すると強面で近寄りがたい印象があるが、その性格は豪快にして気さく。情に厚く、頼りがいのある存在として、誰からも信頼されている。
- 金(くがね)
- 泰衡の飼っている犬。日本犬で、勝手に出歩いてしまうこともあるが、頭がよく命令に従う。九郎に大変なついており、また銀は「さま」を付けて呼んでいる。
運命の迷宮に登場する人物
- 幻影(ファントム) (声:浅川悠)
- 時折主人公の前に現れる現実とも幻ともつかない儚い存在。
- 全てを知るような謎めいた言葉を主人公に投げかけ、迷宮の扉を開く鍵となる結晶を渡す。
- 実は、その正体は若き日の平清盛。
- だが、以前のように主人公達に攻撃を仕掛けるといった敵対行動はしない。
スタッフ
関連アイテム
CD
- ドラマCD
- 遙かなる時空の中で3 薄月夜一~黎明の章~
- 遙かなる時空の中で3 薄月夜二~黄昏の章~
- 音楽・ボーカルCD
- 遙かなる時空の中で3 オリジナル・サウンドトラック
- 遙かなる時空の中で3 ありあけの歌
- 遙かなる時空の中で3 六夜記 月のしずく
- 遙かなる時空の中で3 花月の宵
- 遙かなる時空の中で3 雪待月
- 遙かなる時空の中で3 朧月夜
関連書籍
- 遙かなる時空の中で3 オフィシャルガイド
- 遙かなる時空の中で3 コンプリートガイド
- 遙かなる時空の中で3 エキスパートガイド
- 遙かなる時空の中で3 十六夜記 コンプリートガイド
- 遙かなる時空の中で3 神子真書
- 遙かなる時空の中で3 ビジュアルブック
- 遥かなる時空の中で3 源平まるわかりBOOK
- 遥かなる時空の中で3 十六夜記 源平まるわかりBOOK