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津軽中里駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
津軽中里駅
駅舎全体
つがるなかさと
Tsugaru-Nakasato
深郷田 (1.7 km)
地図
所在地 青森県北津軽郡中泊町大字中里字亀山225-1
北緯40度57分53.51秒 東経140度26分27.58秒 / 北緯40.9648639度 東経140.4409944度 / 40.9648639; 140.4409944座標: 北緯40度57分53.51秒 東経140度26分27.58秒 / 北緯40.9648639度 東経140.4409944度 / 40.9648639; 140.4409944
所属事業者 津軽鉄道
所属路線 津軽鉄道線
キロ程 20.7 km(津軽五所川原起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
179人/日
-2019年-
開業年月日 1930年(昭和5年)11月13日
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津軽中里駅(つがるなかさとえき)は、青森県北津軽郡中泊町大字中里にある津軽鉄道線である。同線の終着駅となっている。

歴史

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駅構造

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津軽中里駅に停車中のストーブ列車(2008年1月)

1面1線の単式ホームを有するほか、機回し線が1線ある。

備考
  • 以前は社員配置駅であったが、金木 - 津軽中里間がスタフ閉塞化された際に夜間滞泊が廃止され、同時に委託化された。
  • 駅舎には出札窓口があり、入場券、自社線内の硬券による普通乗車券、定期券を発売している。現在の営業時間は10時から19時までである。
  • 「スーパーストア」(旧・生協中里店)が併設されていたが、2008年5月に閉店となった。その後、2012年4月に物産販売施設などを備えた交流施設「駅ナカにぎわい空間」がオープンした。
かつての駅構造

かつての津軽中里駅は、旅客ホーム1面、貨物ホーム、機回し線、機関庫へ通じる側線があった。旅客ホームには駅本屋から階段で上がるか、駅本屋の脇にある坂路(さかみち)で上がる。駅とその周囲の建造物には、機関庫、転車台、給炭台、給水タンク、ポンプ小屋、小屋、駅本屋、貨物上屋、倉庫、駅長社宅、農協倉庫、バス車庫があった[3]

ただし、1930年(昭和5年)から使用されてきた転車台については1988年(昭和63年)で使用を中止していた[4]

そこで、沿線住民ら約300人でつくる[2]「津軽鉄道サポーターズクラブ」がクラウドファンディングで改修費80万円目標として2017年(平成29年)1月から募集を始め[4]、 全国196人から185.8万円が集まり[2]、転車台を押すレバーを設置したり安全対策を行って[2] 2017年(平成29年)5月21日に本州最北端の転車台として復活することとなった[4]

利用状況

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1日乗降人員推移 [5]
年度 1日平均人数
2011年 242
2012年 198
2013年 217
2014年 190
2015年 202

駅周辺

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バス路線

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その他

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隣の駅

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津軽鉄道
津軽鉄道線
大沢内駅 - *深郷田駅 - 津軽中里駅
*一部の列車は深郷田駅を通過する。

脚注

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  1. ^ 岡山で人気猫「コトラ」、五所川原で統括駅長 青森 - 朝日新聞デジタル・2012年4月30日0時38分配信
  2. ^ a b c d 板倉大地 (2017年5月22日). “「転車台」復活できたよ 中泊・津軽中里駅で記念式典”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 青森全県版. https://www.asahi.com/articles/ASK5P4DSDK5PUBNB008.html 
  3. ^ 『シーナリィ・ガイド』 (p.167) 、『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』 (p.89) より。
  4. ^ a b c “<津軽鉄道>転車台30年ぶり復活 手押し体験も”. 河北新報ONLINE NEWS (河北新報社). (2017年5月22日). オリジナルの2017年5月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170522034528/http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170522_23038.html 2017年5月22日閲覧。 
  5. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2019年7月4日閲覧
  6. ^ 奥津軽いまべつ駅・津軽中里駅間のりあいタクシーがさらに便利になりました”. 新着情報. 青森県タクシー協会. 2022年12月31日閲覧。

参考文献

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  • 河田耕一「津軽鉄道の車輛とストラクチャー」『シーナリィ・ガイド』機芸出版社、1974年
  • 河田耕一「津軽鉄道の車輛とストラクチャー」『鉄道模型趣味』No.116 1960年1月号、機芸出版社。『シーナリィ・ガイド』に転載されている。
  • 黒滝信一「津軽中里 その後の津軽鉄道」『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』機芸出版社、1988年
  • 黒滝信一「津軽中里 その後の津軽鉄道」『鉄道模型趣味』No.317 1974年11月号、機芸出版社。『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』に転載されている。

関連項目

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外部リンク

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