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東部方面会計隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東部方面会計隊
創設 1960年(昭和35年)1月14日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 陸上自衛隊
部隊編制単位
兵科 会計科
所在地 東京都 練馬区
編成地 市ヶ谷
上級単位 東部方面隊
担当地域 関東甲信越静岡県
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東部方面会計隊(とうぶほうめんかいけいたい、JGSDF Eastern Army Finance Service)は、東京都練馬区朝霞駐屯地に隊本部が駐屯する、陸上自衛隊東部方面隊直轄の会計科部隊。

概要

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方面会計隊は方面隊全般の会計業務及び、方面隊管内に分散配置されて、それぞれの駐屯部隊に対する会計業務を任務とする。

沿革

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  • 1960年(昭和35年)1月14日:東部方面会計隊が市ヶ谷駐屯地に新編。
  • 1966年(昭和41年)3月31日:第391会計隊が桜木町分屯地から横浜駐屯地に移駐[1]
  • 1974年(昭和49年)8月1日:第433会計隊が滝ヶ原駐屯地に新編[2]
  • 1983年(昭和58年)3月24日:陸上自衛隊中央輸送業務隊新編に伴い、第391会計隊が同隊会計科に改編[3]
  • 1994年(平成06年)11月:方面会計隊本部が市ヶ谷駐屯地から朝霞駐屯地へ、朝霞駐屯地所在の第414会計隊が市ヶ谷駐屯地へ移駐。
  • 2000年(平成12年)3月:中央会計隊の市ヶ谷駐屯地移駐に伴い、第414会計隊を廃止。
  • 2001年(平成13年)3月27日:小平学校新編に伴い、同駐屯地の第412会計隊を廃止。
  • 2013年(平成25年)3月26日:会計隊本部座間派遣隊を廃止し、第441会計隊を新編。
  • 2015年(平成27年)3月26日:東部方面会計隊の改編に伴い、第307(東立川駐屯地)・第334(宇都宮駐屯地)・第335(松本駐屯地)・第339(新町駐屯地)・第382(新発田駐屯地)・第402(大宮駐屯地)・第410(駒門駐屯地)・第413(霞ヶ浦駐屯地)・第415(北富士駐屯地)・第420(板妻駐屯地)・第428(木更津駐屯地)会計隊が廃止され、近隣会計隊からの派遣隊、連絡班が配置される[4]
  • 2021年(令和03年)3月18日:第341会計隊霞ヶ浦派遣隊が第413会計隊に、第379会計隊新発田派遣隊が第382会計隊に、同松本派遣隊が第335会計隊に、第406会計隊宇都宮派遣隊が第334会計隊にそれぞれ改編[5][6]。各部隊は6年ぶりの再編成となる。

部隊編成

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主要幹部

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官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
東部方面会計隊長 1等陸佐 加藤恵一 2024年08月01日 陸上自衛隊補給統制本部装備計画部
装備主計課長
歴代の東部方面会計隊長
(1等陸佐)
氏名 在職期間 前職 後職
01 川島馨 1960年01月14日 - 1962年03月15日
※1962年01月01日 1等陸佐昇任
陸上幕僚監部会計課契約班長
(2等陸佐)
陸上自衛隊武器補給処調達会計部長
02 倉本宗清
2等陸佐
1962年03月16日 - 1964年03月15日 東部方面会計隊副隊長 陸上自衛隊需品補給処調達会計部長
03 斉藤長治 1964年03月16日 - 1967年03月15日
※1966年01月01日 1等陸佐昇任
陸上幕僚監部監理部勤務
(2等陸佐)
防衛大学校総務部会計課長
04 本田徹 1967年03月16日 - 1968年07月15日 東北方面会計隊 陸上幕僚監部会計課総括班長
05 磯部一徃 1968年07月16日 - 1970年03月15日 陸上幕僚監部第1部勤務 自衛隊岡山地方連絡部
06 石原正哉 1970年03月16日 - 1973年07月15日 陸上幕僚監部監理部審査班長 東部方面総監部
→1973年9月28日 退職
07 奈良忠夫 1973年07月16日 - 1975年07月15日 北部方面会計隊 東部方面総監部総務課勤務
08 川上昌之 1975年07月16日 - 1977年03月15日 中部方面会計隊 東部方面総監部会計課長
09 藤田弘道 1977年03月16日 - 1978年07月31日
※1977年04月01日 1等陸佐昇任
東北方面会計隊
(2等陸佐)
中部方面総監部総務部会計課長
10 間室修 1978年08月01日 - 1980年07月31日 陸上自衛隊需品補給処調達会計部長 陸上自衛隊中央会計隊副隊長
11 野口寅治 1980年08月01日 - 1982年03月15日 陸上自衛隊会計監査隊
東部方面分遣隊長
陸上自衛隊中央会計隊副隊長
12 小泉瑞穂 1982年03月16日 - 1984年03月15日 陸上幕僚監部監理部会計課予算班長 陸上幕僚監部監理部会計課経理班長
13 富岡静生 1984年03月16日 - 1986年03月16日
※1984年07月01日 1等陸佐昇任
美幌駐屯地業務隊長
(2等陸佐)
陸上自衛隊会計監査隊
東部方面分遣隊長
14 桑畑繁貞 1986年03月17日 - 1988年07月31日 小平駐屯地業務隊 東部方面総監部勤務
15 山合明 1988年08月01日 - 1991年07月31日 東部方面総監部総務部会計課長 東部方面総監部勤務
16 大塚靖則 1991年08月01日 - 1994年03月31日 東部方面総監部付 陸上自衛隊関西地区補給処総務部長
17 田中純一 1994年04月01日 - 1995年03月22日 陸上自衛隊東北地区補給処総務部長 東部方面総監部付
→1995年6月24日 退職
18 武富紘人 1995年03月23日 - 1998年03月26日 北部方面総監部総務部会計課長 東部方面総監部勤務
19 渕野一美 1998年03月27日 - 2000年07月31日 陸上幕僚監部監理部会計課
会計監査班長
陸上自衛隊業務学校会計教育部長
20 谷口厚志 2000年08月01日 - 2002年12月01日 陸上幕僚監部装備部装備計画課
補給管理班長
陸上自衛隊補給統制本部
装備計画部長
21 齋藤良一 2002年12月02日 - 2004年07月31日 陸上幕僚監部監理部会計課
会計監査班長
東部方面総監部付
→2004年8月20日 退職
22 丹下惇一 2004年08月01日 - 2006年04月01日 陸上自衛隊幹部学校企画室長 退職(陸将補昇任)
23 小楠康晴 2006年04月01日 - 2009年03月23日 東部方面総監部総務部会計課長 東部方面総監部付
→2009年4月28日 退職
24 田中三津彦 2009年03月24日 - 2011年03月31日 陸上自衛隊小平学校会計教育部長 千僧駐屯地業務隊長
25 小林博一 2011年04月01日 - 2014年03月22日 中部方面総監部総務部広報室長 東千歳駐屯地業務隊長
26 松田靖史 2014年03月23日 - 2016年07月31日 自衛隊東京地方協力本部募集課長 自衛隊鳥取地方協力本部
27 菅野勝浩 2016年08月01日 - 2018年11月30日 東部方面総監部総務部会計課長 東部方面総監部付
→2019年2月4日 退職[7]
28 安藤裕一 2018年12月01日 - 2021年11月30日 陸上自衛隊小平学校主任教官 陸上自衛隊教育訓練研究本部勤務
29 山口勇人 2021年12月01日 - 2023年07月31日 陸上自衛隊小平学校主任教官 統合幕僚学校国際平和協力センター勤務
30 與藤みゆき 2023年08月01日 - 2024年07月31日 陸上自衛隊小平学校主任教官 陸上幕僚監部防衛部防衛課勤務
31 加藤恵一 2024年08月01日 - 陸上自衛隊補給統制本部装備計画部
装備主計課長

主要装備

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脚注

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  1. ^ 陸上自衛隊20年年表(朝雲新聞社・1971年)
  2. ^ 朝雲新聞社編集局 編『波乱の半世紀 陸上自衛隊の50年』朝雲新聞社、2000年9月15日
  3. ^ 「陸海部隊を新改編」朝雲新聞(1983年3月31日付)
  4. ^ 会計機関の官職名称変更等について
  5. ^ “東部方面会計隊 新たな体制でスタート”. 陸上自衛隊東部方面隊広報紙「あづま」令和3年7月25日 第1038号. (2021年7月25日). https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/contents/img/aduma/pdf/aduma_1038.pdf 2022年4月20日閲覧。 
  6. ^ 陸上自衛隊松本駐屯地 [@JGSDF_matsumoto] (2021年3月30日). "令和3年3月18日、#松本駐屯地 で東部方面会計隊による改編行事が行われ、第379会計隊松本派遣隊から第335会計隊になりました。". X(旧Twitter)より2022年4月21日閲覧
  7. ^ 自衛隊法第65条の11第5項の規定に基づく自衛隊員の再就職 状況の報告(平成30年10月1日~同年12月31日分)

関連項目

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外部リンク

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