大門毅
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大門 毅(だいもん たけし、1965年8月18日 - )は、日本の経済学者。東京都出身。早稲田大学国際教養学部教授。専門は開発経済学、公共経済学、平和構築論。
世界銀行エコノミストとして、パレスチナ、シエラレオネ、セネガル、ケニア等を担当した後、2000年末に帰国。その後、大学に籍を置きつつ、NGO活動などを通じて、アフガニスタン、東ティモールなどの紛争地やミャンマー、インドネシア、インドなどでフィールド活動を行う。NPO法人『開発と未来工房』理事。
職歴
[編集]- 1984年 早稲田大学高等学院卒業
- 1985年 パリ政治学院留学。( - 1986年)
- 1989年 早稲田大学政治経済学部卒業、海外経済協力基金(現国際協力銀行)に入社。
- 1991年 イェール大学大学院留学。( - 1993年)
- 1994年 世界銀行(本部:ワシントンDC)エコノミスト。
- 1996年 コーネル大学大学院留学。Ph.D.取得( - 2000年)
- 2000年 国際大学大学院国際関係学研究科講師。
- 2002年 明治学院大学国際学部専任講師。
- 2003年 イリノイ大学客員研究員。
- 2004年 早稲田大学国際教養学部教授。
- 2007年 パリ政治学院客員研究員。
- 2009年 デリー大学客員研究員。
社会的活動
[編集]早稲田大学国際戦略研究所 研究員
著書
[編集]単著
[編集]- 『平和構築論―開発援助の新戦略』(勁草書房, 2007年)
共編著
[編集]- 『遊牧がモンゴル経済を変える日』(出版文化社, 2002年)
- 『紛争と復興支援―平和構築に向けた国際社会の対応』(有斐閣, 2004年)
- 『貧困削減戦略再考』(岩波書店, 2008年)
- 『開発と平和』(有斐閣, 2009年)