大場満郎
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おおば みつろう 大場 満郎 | |
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生誕 |
1953年1月10日(71歳) 日本 山形県 |
職業 | 冒険家 |
大場 満郎(おおば みつろう、1953年1月10日 - )は、日本の冒険家。山形県出身。「アースアカデミー・大場満郎冒険学校」主宰。
経歴・活動
[編集]- 1953年 山形県最上町満沢で農家の長男として生まれる。
- 1973年 山形県立農業経営研究所卒。家業の農業を父から引き継ぐ。世界の農業に興味を持ち、中国、ヨーロッパ、アフリカの農業を視察。29歳まで農業に従事。
- 1983年 冒険旅行を兼ねてアマゾン河6,000kmを筏で下り、アマゾン周域の農業を視察。
- 1985年 グリーンランド西海岸1,400km単独歩行。
- 1986年 北磁極往復900km単独歩行。出発到着地レゾリュート。
- 1987年 カナダ北極圏2,000km単独徒歩行。
- 1989年 冬期シベリア、カトウニ川200km徒歩行。
- 1991年6月~10月 環境音楽家のポール・ウィンターの農場に住み込み、無農薬野菜の栽培を行う。
- 1992年 国際隊によるカナダ・ハドソン湾西岸犬ぞり訓練。
- 1994年 ロシアからカナダへの北極海単独徒歩横断挑戦(第1回)。到着地/ワードハント島(カナダ最北端)
- 1995年 北極海単独徒歩横断挑戦(第2回)
- 1996年 北極海単独徒歩横断挑戦(第3回)
- 1997年 北極海単独徒歩横断挑戦、北極点を通過してカナダ側へ到着、成功。
- 1998年 グリーンランド内陸氷床でノルウェー人からパラセールを学ぶ
- 1998年 カナディアン・ロッキーにて雪上パラセール訓練
- 1999年 南極大陸単独徒歩横断挑戦、南極点を通過して海岸線付近へ至り成功(ギネスホームページに掲載)。世界初の両極単独歩行横断を果たした。
- 2000年4月~6月「北磁極をめざす第1回冒険ウオーク2000」スタート(北極圏への旅を実施。環境教育の一環として、氷河、山、野生動植物等を観察。)
- 2000年
- 6月3日《’99植村直己冒険賞》受賞
- 5月「アースアカデミー・大場満郎冒険学校」スタート
- 2002年
- 2003年 「冬の大冒険 みちのく180キロの歩き旅」(ズームインSUPER!で放送)
- 2004年5月 地球縦回り一周の旅、第1弾「グリーンランド縦断」に成功。
- 2005年3月~4月 地球縦回り一周の旅、第2弾「カナダ北極圏の旅」。
- 2006年7月「大場満郎とゆく:おくのほそ道 新発見」を行う。
書籍
[編集]- 「地球は、俺らのステージだ。」- 徳間書店 1986年
- 「極限に挑む男の遺書」- 黙出版 1996年
- 「北極の日本晴れ」- 光文社 1997年
- 「約束」- アスペクト 1998年
- 「笑って死ねる人生がいい」- 集英社インターナショナル 2000年
- 「南極大陸単独横断行」- 講談社 2001年2月20日
- 「冒険家先生の課外授業」- 海竜社 2005年2月10日
受賞歴
[編集]脚注
[編集]- ^ “山形県名誉県民・山形県県民栄誉賞”. 山形県. 2022年7月29日閲覧。