四方章人
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四方 章人(よも あきと、1943年11月14日(80歳)[1] - )は、岩手県出身の作曲家・作詞家である[1]。
略歴
[編集]1943年生まれ、岩手県水沢市出身[1]。音楽での立身を思い上京し、ビクターレコードの歌手オーディションに合格、猪俣公章の門下生になり、作曲を始める[2]。その後、歌手としては売れなかったが[2]、1973年に作曲した三善英史「遠い灯り」、1980年に作詞作曲した田辺靖雄ほかの「おれでよければ」、1984年に発売された木村友衛ほかの「浪花節だよ人生は」(作曲を担当)などがヒットした[2][3]。
役職
[編集]- 日本音楽作家団体協議会:2006年4月に理事に就任[4]、2020年12月現在は常務理事[5]。
- 日本音楽著作権協会:2007年10月に監事に就任[3]、2014年6月に理事に就任[3]、2018年6月に理事を退任[6]。
- 日本作曲家協会:2011年6月に常務理事に就任[3]。
- 日本音楽著作家連合:2016年6月に会長に就任[7]。
主な作品
[編集]主な作品として資料より[1][3]、各賞受賞作を中心にピックアップした。(順不同。なお特記の無い限り作曲を担当)
- 「浪花節だよ人生は」 歌:木村友衛ほか計16名の競作。第4回JASRAC賞 受賞曲[8]。細川たかしが本曲歌唱で第26回日本レコード大賞 最優秀歌唱賞を受賞[9]。
- 「おれでよければ」 作詞作曲。歌:田辺靖雄ほか計6名の競作。
- 「酒場すずめ」 歌:村上幸子。第5回古賀賞 受賞曲[1]。
- 「人生みちづれ」 歌:天童よしみ。第43回日本作詩大賞 受賞曲[10]。日本レコード協会よりゴールドディスクに認定[11]。
- 「南部蝉しぐれ」 歌:福田こうへい。第46回日本有線大賞新人賞 受賞曲[12]。2013年度藤田まさと賞特別賞 受賞曲[13]。日本レコード協会よりプラチナディスクに認定[14]。
- 「峠越え」 歌:福田こうへい。日本レコード協会よりゴールドディスクに認定[14]。
- 「天竜流し」 歌:福田こうへい。第51回日本作詩大賞 受賞曲[15]。
- 「おもかげ運河」歌:森進一 (2024年)
テレビ出演
[編集]- 平成歌謡塾(2006年9月 - 2010年9月、塾長代理[1][16])
- 新・平成歌謡塾(BS朝日、2010年10月 - 2012年3月、塾長代理[1][16])
- チバテレビカラオケ大賞21(チバテレ、ゲスト審査員[1])
- カラオケトライアル(チバテレ、審査委員長[1])
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i “月刊シンガープロ 2014年7月号>今月のこの人>作曲/作詞家 四方章人さん”. Singerpro. フジミックス. 2020年12月14日閲覧。
- ^ a b c “プロ作曲家への道>四方 章人 素晴らしい師匠とのめぐり逢い!”. 日本作曲家協会 (2017年10月1日). 2020年12月14日閲覧。
- ^ a b c d e “歴代会長”. 日本音楽著作家連合. 2020年12月14日閲覧。
- ^ “History -あゆみ-”. 日本音楽著作家連合. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “役員”. 日本音楽作家団体協議会. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “新役員人事のお知らせ”. 日本音楽著作権協会 (2018年6月28日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ “会長あいさつ”. 日本音楽著作家連合. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “JASRAC賞-第1回~第5回”. 日本音楽著作権協会. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “第26回 日本レコード大賞”. 日本作曲家協会. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “第43回 11月28日テレビ東京(平成22年)”. 日本作詩家協会. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “天童よしみ「人生みちづれ」10万枚突破「巡りあえてよかった」”. 日テレNEWS24. 日本テレビ放送網 (2010年10月14日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ “第46回 日本有線大賞 平成25年(2013年)”. 全国有線音楽放送協会. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “Hot News”. 日本音楽著作家連合. 2020年12月15日閲覧。
- ^ a b “レコ協、7月ゴールドディスク認定作品発表”. Musicman. エフ・ビー・コミュニケーションズ (2014年8月8日). 2020年12月15日閲覧。
- ^ “第51回 12月8日 BSテレビ東京(平成30年)”. 日本作詩家協会. 2020年12月15日閲覧。
- ^ a b “平成歌謡塾の軌跡”. 新・平成歌謡塾. コロムビアソングス. 2020年12月14日閲覧。