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名古屋市立楠中学校

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名古屋市立楠中学校
地図
地図北緯35度13分44秒 東経136度55分18秒 / 北緯35.228917度 東経136.921722度 / 35.228917; 136.921722座標: 北緯35度13分44秒 東経136度55分18秒 / 北緯35.228917度 東経136.921722度 / 35.228917; 136.921722
過去の名称 楠村立楠中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 名古屋市
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード C123210000163 ウィキデータを編集
所在地 462-0012
愛知県名古屋市北区楠二丁目957番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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名古屋市立楠中学校(なごやしりつ くすのきちゅうがっこう)は、愛知県名古屋市北区二丁目にある公立中学校

概要

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当校は、名古屋市立楠小学校名古屋市立如意小学校名古屋市立楠西小学校卒業生の、進学先にあたる[WEB 1]

楠とは、クスノキ楠木正成から由来した、楠村(現・楠町)の地名から取っている。

当校の体育館には木製で作られた、校歌の額がある。全長1440cm×2250cmであり、1文字約90cm角の組子細工を使用している。額の制作は工芸建具専門の河村であり、筆耕は早川鐵牛が手掛けている。名古屋市立楠小学校には、校歌と校訓が書かれた同様のものがある。設置場所は同じく体育館である。[WEB 2]

歴史

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楠村立楠中学校(当時)校舎

沿革

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  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学校教育法に基づき設立[1]。楠村立楠小学校校舎を借用した[2]。同月18日開校式、同月19日より授業開始[2]
  • 1948年(昭和23年)10月11日 - 中学校独立校舎(3教室)を竣工[2]。総工費は689,990円だったという[2]
  • 1949年(昭和24年)10月28日 - 第二期工事竣工[2]。総工費2,589,000円[2]
  • 1950年(昭和25年)5月13日 - 宿直室等増築(起工)[3]
  • 1955年(昭和30年)1月20日 - 中学校本館竣工(写真)[3]。総工費6,395,800円[3]
  • 1955年(昭和30年)10月1日 - 楠村が名古屋市北区に編入され、それに伴い名古屋市立楠中学校となる。
  • 1976年(昭和51年)4月1日 - 分校が設置される[4]
  • 2022年(令和4年)度 - 体育館にエアコンが整備される[5][6]

歴代校長

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年月は就任を示す

  1. 1947年(昭和22年)4月 - 山本鍟次郎[7]
  2. 1952年(昭和27年)3月 - 浅井銑三[7]
  3. 1955年(昭和30年)3月 - 古瀬金次郎[7]

生徒数の変遷

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『愛知県小中学校誌』(2018年)によると、生徒数の変遷は以下の通りである[8]

1947年(昭和22年) 134人
1957年(昭和32年) 383人
1967年(昭和42年) 1064人
1977年(昭和52年) 1120人
1987年(昭和62年) 957人
1997年(平成9年) 697人
2007年(平成19年) 721人
2017年(平成29年) 658人

通学区域

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所管する名古屋市教育委員会は、2018年(平成30年)9月1日現在、名古屋市立楠小学校区・名古屋市立如意小学校区・名古屋市立楠西小学校区を通学区域として指定している[WEB 1]

通学区域内に、国道302号(名古屋環状2号線)国道41号、2つの国道が通っている。

アクセス

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脚注

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WEB

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  1. ^ a b 名古屋市教育委員会事務局総務部教育環境計画室計画係 (2018年4月1日). “名古屋市立中学校区一覧 (小→中)” (PDF). 名古屋市. 2018年11月17日閲覧。
  2. ^ 筆耕”. www.ma.ccnw.ne.jp. 2020年7月11日閲覧。

文献

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参考文献

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  • 名古屋市楠町誌編纂委員会 編『名古屋市楠町誌』名古屋市楠町誌刊行会、1957年10月10日。 
  • 名古屋市会事務局 編『総合名古屋市年表 昭和編 6』名古屋市会事務局、1995年3月22日。 
  • 六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌 合同記念誌編集特別委員会 編『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会・名古屋市立小中学校長会、2018年2月15日。 

関連項目

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外部リンク

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