井笠鉄道矢掛線
表示
矢掛線 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 岡山県 |
起点 | 北川駅 |
終点 | 矢掛駅 |
駅数 | 6駅 |
開業 | 1921年10月25日 |
廃止 | 1967年4月1日[1] |
運営者 | 井笠鉄道 |
路線諸元 | |
路線距離 | 5.8 km |
軌間 | 762 mm |
線路数 | 単線 |
電化方式 | 非電化 |
停車場・施設・接続路線(廃止当時) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
矢掛線(やかげせん)は、かつて岡山県笠岡市の北川駅と、矢掛町の矢掛駅を結んでいた井笠鉄道の鉄道路線である。
路線データ
[編集]運行形態
[編集]おおむね朝夕40分毎、日中60分毎の間隔で運転され、車両は気動車単行、または客車1両牽引が多かった。
歴史
[編集]- 1911年(明治44年)7月1日 井原笠岡軽便鉄道設立[2][3]
- 1914年(大正3年)4月22日 北川 - 矢掛間免許認可[4]
- 1915年(大正4年)11月26日 井笠鉄道に社名変更
- 1921年(大正10年)10月25日 北川 - 矢掛間開業[5]
- 1928年(昭和3年)4月20日 備中小田駅開業
- 1929年(昭和4年)9月15日 瓦斯倫動力併用(北川-矢掛間)[3]
- 1967年(昭和42年)4月1日 全線廃止[1]
駅一覧
[編集]- 北川(きたがわ、0.0km) - 備中小田(びっちゅうおだ、1.2km) - 毎戸(まいど、2.5km) - 本堀(もとほり、3.3km) - 川面(かわも、4.6km) - 矢掛(やかげ、5.8km)
接続路線
[編集]- 北川駅:井笠鉄道本線
脚注
[編集]- ^ a b 「四月には二社で三路線廃止」『交通新聞』交通協力会、1967年3月30日、1面。
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 第20回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 『地方鉄道及軌道一覧 : 附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1914年4月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1921年11月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
参考文献
[編集]- 寺田裕一 『私鉄の廃線跡を歩くIV』 JTBパブリッシング、2008年 ISBN 978-4-533-07245-1
- 今尾恵介 『日本鉄道旅行地図帳11』 新潮社 2009年 ISBN 978-4-10-790029-6。