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上村大輔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上村 大輔
(うえむら だいすけ)
人物情報
生誕 (1945-10-27) 1945年10月27日
死没 (2021-04-13) 2021年4月13日(75歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 名古屋大学理学部
名古屋大学大学院理学研究科
学問
研究分野 生物分子科学
有機化学
天然物化学
研究機関 名古屋大学
静岡大学
慶應義塾大学
神奈川大学
博士課程指導教員 平田義正
学位 理学博士 (名古屋大学)
主な業績 パリトキシンハリコンドリンB・ピンナトキシンの構造決定
学会 日本化学会
アメリカ化学会
王立化学会
有機合成化学協会
日本薬学会
マリンバイオテクノロジー学会
日本ケミカルバイオロジー学会
岩垂奨学会
日本農芸化学会
主な受賞歴 日本化学会進歩賞
日本化学会賞
中日文化賞
内藤記念科学振興賞
ナカニシプライズ
紫綬褒章
瑞宝中綬章
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上村 大輔(うえむら だいすけ、1945年10月27日[1] - 2021年4月13日[2])は、日本の化学者神奈川大学特別招聘教授、名古屋大学名誉教授理学博士。研究分野は、天然物化学

海洋生物からの天然有機化合物である、パリトキシンハリコンドリンBなどの構造決定で知られる。

人物

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1973年に名古屋大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学平田義正教授から指導を受ける[2]

その後、同大学理学部助手、静岡大学教養部助教授・教授などを経て1997年より名古屋大学大学院理学研究科教授[2]

2008年には慶應義塾大学理工学部生命情報学科教授[2]、2011年より神奈川大学理学部化学科教授・天然医薬リード探索研究所所長、名古屋大学名誉教授を務める。2013年、金沢大学監事、浙江大学客員教授。2014年、神奈川大学評議会評議員。2016年からは神奈川大学特別招聘教授[3]

2021年4月13日、悪性リンパ腫のため75歳で死去[2]

研究

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受賞歴

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脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.84。
  2. ^ a b c d e f g h i “上村大輔さん死去 75歳、天然物化学をリード”. 中日新聞. (2021年5月12日). https://www.chunichi.co.jp/article/251969 2021年6月8日閲覧。 
  3. ^ “上村大輔さん死去 名古屋大名誉教授、神奈川大特別招聘=しょうへい=教授”. 東京新聞. (2021年5月12日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/103646 2021年6月8日閲覧。 
  4. ^ 神奈川大学理学部理学部について 研究施設紹介天然医薬リード探索研究所
  5. ^ 政府が「秋の褒章」を発令‐福山氏に紫綬、小田氏は藍綬”. 薬事日報 (2009年11月2日). 2021年6月8日閲覧。
  6. ^ 平成30年秋の叙勲受章者が決まる”. 名古屋大学 (2018年11月5日). 2018年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月24日閲覧。

外部リンク

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