ローラン・プティジラール
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ローラン・プティジラール(Laurent Petitgirard, 1950年6月10日 パリ - )[1] は、フランスの作曲家、指揮者。フランス映画、テレビ番組の音楽を多数制作すると共に、室内楽、管弦楽曲、オペラも作曲している。パリ国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を始めフランス国内外の多くのオーケストラで客演した。
略歴
[編集]プティジラールは、ピアノをピアニストである父セルジュ・プティジラールに、作曲をピアニストで作曲家のアラン・クレムスキに学んだ。
1987年にSACD(Société des Auteurs et Compositeurs Dramatiques)よりNouveau Talent Musiqueを受賞。 2000年にはクラシック音楽雑誌 La Lettre du Musicien が主催する Grand Prix Lycéen des Compositeursをチェロ協奏曲にて受賞。 更に2001年にはSACDからPrix Musique ex-aecquoをプティジラール初のオペラ作品エレファント・マンにて受賞した。
1989年にパリ・フランス交響楽団を自ら設立し、1997年まで音楽監督を務めた。
2003年から2004年までフランス著作権協会会長を務めた。
2004年から2017年までコンセール・コロンヌ音楽監督を務めた。
2009年1月1日にレジオンドヌール勲章『シュヴァリエ』(Chevalier)を授与された。
主な作品
[編集]- 伝説(Le Légendaire, 1984年)
- ユーフォニア(Euphonia, 1988年)
- エレファント・マン(Joseph Merrick dit Elephant Man, 1996年 - 1998年)
- チェロ協奏曲(Concerto pour violoncelle et orchestre, 1994年)
- 大弦楽オーケストラのための詩曲(Poème pour Grand Orchestre à Cordes, 2002年)
- ヴィオラとオーケストラのためのディアローグ(Dialogue, pour alto et orchestre, 2002年 - 2003年)
- 12人の寺院の守護者(Les Douze Gardiens du Temple, 2003年 - 2004年)
音楽を手がけた映画
[編集]- The Perfect Friend(2006年)
- Là-haut(2003年)
- カジモド(Quasimodo d'El Paris, 1999年)
- ヴェルサイユ訪問(The Visit: Versailles, 1999年)
- メグレと幽霊(Maigret et le Fantôme, 1993年)
- Drôle d'oiseaux(1992年)
- メグレと首無し死体(Maigret et le Corps Sans Tete, 1992年)
- モンマルトルのメグレ(Maigret et les Plaisirs de la Nuit, 1991年)
- Lacenaire(1990年)
- アスファルト(Asphalte, 1981年)
- 勇気が我らを逃れさせた(Courage Fuyons, 1979年)
- ポケットの愛(L'Amant de Poche, 1978年)
- スキャンダル(Le Diable au cœur, 1976年)
- ローズバッド(Rosebud, 1975年)
- L'Oiseau Rare(1973年)
- L'Apocalypse(1970年)