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ユンヒへ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユンヒへ
윤희에게
監督 イム・デヒョン朝鮮語版
脚本 イム・デヒョン
製作 コ・ギョンラン
パク・ドゥヒ
出演者 キム・ヒエ
中村優子
キム・ソヘ
ソン・ユビン
音楽 キム・ヘウォン
撮影 ムン・ミョンファン
編集 パク・セヨン
製作会社 映画社タルリギ
配給 大韓民国の旗 リトルビッグピクチャーズ朝鮮語版
日本の旗 トランスフォーマー
公開 大韓民国の旗 2019年10月12日釜山国際映画祭
大韓民国の旗 2019年11月14日
日本の旗 2020年11月22日(大阪韓国映画祭)
日本の旗 2022年1月7日
上映時間 106分
製作国 大韓民国の旗 韓国
言語 韓国語
日本語
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ユンヒへ
各種表記
ハングル 윤희에게
発音 ユンヒエゲ
題: Moonlit Winter
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ユンヒへ』(原題:윤희에게)は、2019年公開の韓国映画。監督・脚本はイム・デヒョン朝鮮語版。主演はキム・ヒエ[1][2]。共演は中村優子キム・ソヘ、ソン・ユビンほか[3][4]日本では2020年11月22日に第6回大阪韓国映画祭で初公開され[5]2022年1月7日に本公開を迎えた[6][7]

ストーリー

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韓国で暮らすシングルマザーのユンヒ(キム・ヒエ)のもとに、ある日、一通の手紙が届く。ユンヒの娘で高校生のセボム(キム・ソヘ)はその手紙を偶然見てしまい、母の秘密を知る。セボムは、ユンヒを手紙の差出人であるジュン(中村優子)に会わせる決意をし、2人はジュンが暮らす日本北海道小樽に向かう。

白い雪が降る静かな小樽。20年前の母の愛と娘の新たな愛が横たわる場所で、心の旅が始まる。

キャスト

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公開

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2019年10月12日、第24回釜山国際映画祭のクロージング作品として封切られた[8][9]。同年11月14日韓国の317スクリーンで公開[1]

日本では、2020年11月22日に第6回大阪韓国映画祭で初上映され[5]2022年1月7日に本公開を迎えた[6]

受賞

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  • 第24回釜山国際映画祭 - クィア・カメリア賞(『ユンヒへ』)
  • 第41回青龍映画賞 - 監督賞(イム・デヒョン)[10]
  • 第41回青龍映画賞 - 脚本賞(イム・デヒョン)[10]
  • 第40回韓国映画評論家協会賞 - 監督賞(イム・デヒョン)[11]
  • 第40回韓国映画評論家協会賞 - 脚本賞(イム・デヒョン)[11]
  • 第40回韓国映画評論家協会賞 - 音楽賞(キム・ヘウォン)[11]
  • 第40回韓国映画評論家協会賞 - ベスト映画10選(『ユンヒへ』)[11]
  • 第18回フィレンツェ韓国映画祭 - 監督賞(イム・デヒョン)
  • 第7回韓国映画製作者協会賞 - 主演女優賞(キム・ヒエ[12]
  • フェロー島映画祭 - 助演女優賞(キム・ヒエ)
  • 第21回釜山映画評論家協会賞 - 新人女優賞(キム・ソヘ
  • 第40回黄金撮影賞 - 新人女優賞(キム・ソヘ)[13]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b “キム・ヒエ主演、映画「ユニへ」11月14日に公開…正統派ラブストーリーに高まる期待”. Kstyle. (2019年10月17日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2128243 2019年10月17日閲覧。 
  2. ^ “「ユニへ」キム・ヒエ“同性愛を扱った作品…出演に悩みはなかった””. Kstyle. (2020年1月9日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2130034 2020年1月9日閲覧。 
  3. ^ “キム・ヒエ、映画「ユニへ」で日本人女優の中村優子と共演“しっかりしなきゃと思った””. Kstyle. (2019年11月5日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2129559 2019年11月5日閲覧。 
  4. ^ “同性への恋心に「特別な何か」はいらない――中村優子が語る、映画「ユンヒへ」の誠実さ”. 映画.com. (2022年1月20日). https://eiga.com/news/20220120/12/ 2022年1月20日閲覧。 
  5. ^ a b “小樽で撮影の韓国映画「ユニへ」イム・デヒョン監督インタビュー”. 朝日新聞GLOBE+. (2020年11月21日). https://globe.asahi.com/article/13947127 2020年11月21日閲覧。 
  6. ^ a b “冬の小樽が舞台!キム・ヒエ出演、映画「ユンヒへ」2022年1月7日より日本で公開決定…ビジュアルを解禁”. Kstyle. (2021年10月26日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2179422 2021年10月26日閲覧。 
  7. ^ “韓国から小樽へ…手紙をきっかけに向き合う心の旅『ユンヒへ』日本版予告”. シネマカフェ. (2021年11月18日). https://www.cinemacafe.net/article/2021/11/18/75835.html 2021年11月18日閲覧。 
  8. ^ “【PHOTO】「釜山国際映画祭」キム・ヒエ&中村優子&I.O.I出身キム・ソヘら、映画「ユニへ」記者会見に出席”. Kstyle. (2019年10月11日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2127892 2019年10月11日閲覧。 
  9. ^ “【PHOTO】キム・ヒエ&中村優子&I.O.I出身キム・ソヘら「釜山国際映画祭」閉幕式のレッドカーペットに登場”. Kstyle. (2019年10月13日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2127982 2019年10月13日閲覧。 
  10. ^ a b “ユ・アイン&ラ・ミラン「第41回青龍映画賞」で男女主演賞を受賞…パク・ジョンミンが故パク・チソンさんに言及するシーンも”. Kstyle. (2021年2月10日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2162072 2021年2月10日閲覧。 
  11. ^ a b c d “イ・ビョンホン&チョン・ユミ「韓国映画評論家協会賞」で主演俳優賞を受賞…最優秀作品賞は「KCIA 南山の部長たち」(総合)”. Kstyle. (2020年11月12日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2155760 2020年11月12日閲覧。 
  12. ^ “チョ・ジヌン&キム・ヒエ、韓国映画制作家協会賞で男女主演賞を受賞”. Kstyle. (2020年12月21日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2158668 2020年12月21日閲覧。 
  13. ^ “少女時代 ユナ&SHINee ミンホら「第40回ゴールデン撮影賞授賞式」で受賞…演技大賞はソン・ガンホ(総合)”. Kstyle. (2021年3月12日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2164203 2021年3月12日閲覧。 

外部リンク

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