メアリー・ジョゼフィン・レイ

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メアリー・ジョゼフィン・レイ: Mary Josephine Arsenault Ray1895年5月17日 - 2010年3月7日)は、長生きで知られたアメリカ合衆国の女性。

カナダプリンスエドワードアイランド州プリンス郡出身で、3歳のころ米国に移住し[1]、1920年代以降死去するまでニューハンプシャー州に在住していた。2007年1月24日にジュリー・ウィンフレッド・バートランドが死去したことで、カナダ出身者としての最高齢者となった。2009年9月11日にガートルード・ベインズが亡くなり、アメリカ在住者の最高齢にもなった。

2010年3月7日、114歳294日で死去[1]。死去の時点で7日だけ年上の知念カマ(2010年5月2日死去)が存命中であったため、世界最高齢になることはなかった。

家族[編集]

フロリダ州ペンサコーラのロバートとニューハンプシャー州ヒンズデールのドナルドの2人の息子と8人の孫がいた。

趣味[編集]

メジャーリーグボストン・レッドソックスへの応援を可能な限り続けていた。また、野球の試合の観戦後、彼女はケーキやアイスクリームを食べることがあった。108歳の誕生日では、野球愛唱歌として知られる「Take Me Out to the Ball Game」でお祝いされ、ケーキにはレッドソックスのシンボルマークが描かれていた。生前、彼女はレッドソックスの関連商品を購入し続けており、今後も買い求めるつもりだと述べていた[2]

脚注[編集]