ムラサキシジミ
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ムラサキシジミ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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Narathura japonica(2007年11月24日)
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Narathura japonica (Murray, 1875) | ||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ムラサキシジミ(紫小灰蝶) | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Japanese Oakblue | ||||||||||||||||||||||||||||||
亜種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ムラサキシジミ(紫小灰蝶、学名: Narathura japonica[1])は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一種。
特徴
[編集]開張約30 - 40mm。翅の表が青紫色で、周囲を黒褐色で縁取られている。
成虫で越冬し、年3-4回、6月から翌年3月にかけて現れる。平地の林やその周辺で見られる。花を訪れる事は少なく、成虫が主に何を摂取しているのか不明。
幼虫の食草はアラカシ、イチイガシ、スダジイなどのブナ科常緑樹。これらが少ない場所ではクヌギ、コナラなどのブナ科落葉樹も食べる。
幼虫はある程度大きくなると若葉を綴って巣を作るようになる。また、蜜を分泌して数種のアリを誘引する[2]。アミメアリでは脳内ドーパミン量が低下して攻撃的になり巣に帰らずムラサキシジミ幼虫を護衛する[3]。蛹化は地上の落葉の中などで行われる。
分布
[編集]暖地性のチョウで、日本では宮城県から沖縄県にかけて分布。台湾、中国西部などにも生息している。
脚注
[編集]- ^ “日本産昆虫学名和名辞書(DJI)”. 昆虫学データベース KONCHU. 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室. 2011年7月7日閲覧。
- ^ 西森大樹、鈴木信彦 (2015年). “ムラサキシジミ幼虫のアリ随伴と捕食寄生者による寄生率の解析”. 2015年8月5日閲覧。
- ^ Masaru K. Hojo, Naomi E. Pierce, Kazuki Tsuji (2015年). “Lycaenid Caterpillar Secretions Manipulate Attendant Ant Behavior”. Current Biology. 2015年8月5日閲覧。
参考文献
[編集]- 猪又敏男編・解説、松本克臣写真『蝶』山と溪谷社〈新装版山溪フィールドブックス〉、2006年、141頁。ISBN 4-635-06062-4。